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Shopify(ショッピファイ)は、カナダ発のASPカートシステム。世界170ヵ国で利用されているEC構築のプラットフォームです。
ECサイトに必要な機能が全て揃っているこのシステムを利用すれば、企業や個人は簡単に理想の自社ECを構築することができます。

このようなASPシステムには多くの種類があります。では、その中からShopifyが世界中の多くの企業・個人に選ばれている理由とは何なのでしょうか。
また、Shopifyの利用にあたって気をつける点はあるのでしょうか。

そこで今回は、Shopifyのメリットとデメリットについて解説します。他システムとの比較も行うので、EC構築システムの選定に迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

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Shopifyを導入するメリット

まずは、Shopifyを導入するメリットについて見ていきましょう。
Shopifyには、次の8つのメリットが期待できます。

  • 【メリット①】低コストでECサイトの構築・運営ができる
  • 【メリット②】各種手数料が安い
  • 【メリット③】決済手段が豊富
  • 【メリット④】簡単にデザイン性の高いECサイトが作れる
  • 【メリット⑤】簡単にSNSと連携ができる
  • 【メリット⑥】アプリの利用により店舗管理業務を効率化できる
  • 【メリット⑦】国内・海外の主要な配送業者を利用することができる
  • 【メリット⑧】越境ECの運営ができる機能が備わっている

各メリットについて詳しく解説していきます。

【メリット①】低コストでECサイトの構築・運営ができる

Shopifyを利用すれば、企業や個人はコストをあまりかけずに、ECサイトを構築し、運営することができます。
まずはShopifyの料金プランを確認しておきましょう。

【Shopifyの料金プラン】

  • スタータープラン:5米ドル/月
  • ベーシックプラン:33米ドル/月(年払いの場合は25米ドル)
  • スタンダードプラン:92米ドル/月(年払いの場合は69米ドル)
  • プレミアムプラン:399米ドル/月(年払いの場合は299米ドル)
  • Shopify Plus:2,000米ドル/月〜

Shopifyの軸となるプランは、ベーシック・スタンダード・プレミアムの3つ。
ベーシックプランでは日本円で月々約4,300円、スタンダードプランでは約12,000円、プレミアムプランでは約52,000円で、システムを利用することができます(※1ドル=130円と仮定)。
それに加え、SNSを利用してより手軽に商品の販売ができるスタータープランと大規模EC向きのShopify Plusが用意されており、ユーザーは自社のニーズに合わせてプランを選択することができます。

どのプランも、価格は比較的リーズナブル。既存システムを利用せず自社でECを構築しようとすると数百万・数千万単位のコストがかかりますが、Shopifyを利用すれば、ECの導入・運用コストを大きく抑えることができます。この価格設定であれば、中小企業も利用しやすいでしょう。

また、Shopifyのプランは途中からアップグレードすることが可能。よって、まずは低価格のプランから始めて、必要に応じて変更していくのがおすすめです。
各プランの無料トライアルも必ず利用するようにしましょう。

【メリット②】各種手数料が安い

Shopifyは各種手数料がリーズナブルな点もメリットです。
支払いが生じるのは、基本的に決済手数料だけ。外部サービスを利用した場合には取引手数料が発生しますが、Shopifyペイメントを利用すれば取引手数料は無料です。

各プランにおける手数料を一覧で確認しておきましょう。

ベーシックスタンダードプレミアム
国内クレジットカード手数料3.4%3.3%3.25%
海外/Amexクレジットカード手数料3.9%3.85%3.8%
JCBクレジットカード手数料4.15%4.1%4.05%
外部サービス利用時の取引手数料2.0%1.0%0.5%

※スタータープランは取引手数料5%
※Shopify Plusの各種手数料は要問い合わせ

このように、プランによって手数料率は変動します。上位プランになるほど手数料率は下がるので、プラン選定時には月額(年額)料金だけでなく、売上による手数料額についてもシミュレーションすると良いでしょう。

Shopify以外のASPカートシステムでは、月額料金を無料にしているサービスも存在します。しかしそれらのサービスと比較すると、Shopifyの手数料は安めに設定されています。
また、他サービスで負担になりやすい取引手数料(販売手数料)も、Shopifyは無料(Shopifyペイメント利用の場合)。
このような手数料負担の低さは、ECサイトの売上を伸ばしていく中で大きなメリットとなるでしょう。

【メリット③】決済手段が豊富

Shopifyでは、決済手段も豊富に用意されています。主な決済手段を挙げてみましょう。

  • Shopify ペイメント
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • Amazon Pay
  • PayPal
  • KOMOJU
  • キャリア決済
  • Paidy
  • SBペイメントサービス
  • NP後払い
  • GMOペイメントゲートウェイ
  • NP掛け払い
  • atone
  • Smartpay
  • 後払い.com など

各種クレジットカードを利用できるShopifyペイメントをはじめ、Apple PayやGoogle Payなどといった各種スマホ決済サービスから後払いサービスまで、Shopifyには多くの決済方法が用意されています。ユーザーは、PayPalを利用して銀行振込で商品代金を支払うことも、Paidyでコンビニ決済を行うことも可能です。

Shopifyの決済手段の大きな特徴は、国内だけでなく海外向けの決済手段が用意されていること。ユーザーは、多様な決済手段によりターゲットの幅を広げることができます。また、越境ECに力を入れることも可能でしょう。
他のサービスでは国内向きの決済手段のみに対応していることが多いので、国や年齢による決済手段の違いに柔軟に対応したグローバルなビジネスを展開したい場合には、Shopifyの利用がおすすめです。

【メリット④】簡単にデザイン性の高いECサイトが作れる

Shopifyのテーマストアには、100種類以上のECサイトのテンプレート(テーマ)が用意されています。どれもECに最適化されたデザイン性の高いテンプレートなので汎用性が高く、ユーザーはこれを利用して簡単にストアを作成することができます。

また、このテンプレートはカスタマイズを行うことも可能。専門知識がない人でも、コードを使わない簡単な設定で、ページのレイアウトやカラーを変更することができます。ただし、この方法は簡単な分、細かなカスタマイズはできません。

ある程度の知識がある人であれば、コードによるカスタマイズも検討しましょう。Shopifyでは、Liquidという独自コードを用いて、テンプレートを自由自在にカスタマイズすることができます。オリジナルデザインにこだわるのであれば、コード編集にチャレンジすると良いでしょう。

このように、初心者でも専門知識のある方でも、ニーズに合ったサイトデザインができるのは、Shopifyの魅力のひとつ。
用意されているテンプレートは全て無料更新の対象となっているので、常に最新の状態で利用できるのもメリットでしょう。

【メリット⑤】簡単にSNSと連携ができる

SNSは、ECサイトにとって非常に効果的な集客ツールです。その拡散性は非常に高く、うまく発信を行えば、企業は手間やコストをかけずに、自社の商品を多くのSNSユーザーに広めることができます。

Shopifyには、簡単な手順でSNS連携ができるというメリットがあります。この機能を利用すれば、消費者はわざわざECサイトを訪れなくても、SNSから手軽に商品を購入することが可能です。

Shopifyが連携対応しているSNSは、次の6つです。

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Pinterest
  • Reddit
  • LinkedIn

日本で馴染みのあるSNSといえば、Facebook・Twitter・Instagram・Pinterestの4種でしょう。RedditとLinkedInは、アメリカを中心に利用されているSNS。このようなSNSまで対象にしているのは、グローバル対応に優れたShopifyならではだと言えます。

ECサイトを成功させるには集客が重要になります。よって、ASPカートシステムの選定にあたっては、SNSとの連携性が注目すべきポイントのひとつになります。

【メリット⑥】アプリの利用により店舗管理業務を効率化できる

ECサイトの運営にあたっては、在庫管理や売上確認、分析、配送確認、配信しているコンテンツの管理など、さまざまな管理業務が必要です。
Shopifyでは、専用のアプリの利用によりこれらの業務を一元的に行うことができます。在庫数や売上、配送ステータスなど、必要な情報はリアルタイムで更新されるので、管理者は効率的にバックエンド業務を進められるでしょう。
また、一部の業務は自動化にも対応。これを利用すれば、管理者の負担を減らし、人件費を削減することも可能です。

管理画面は操作性にも優れているため、EC初心者でも取り扱いは簡単です。直感的な操作により、管理業務にかかる時間は削減されるでしょう。

【メリット⑦】国内・海外の主要な配送業者を利用することができる

世界中で利用されているShopifyは、国内外の主要な配送業者と提携しています。
国内の配送業者では、日本郵便やヤマト運輸、佐川急便の大手3社を利用できます。また海外向けでは、世界有数の配送会社であるDHLやFedEx、UPSと提携。世界のあらゆる地域に商品を届けることが可能です。
どれも知名度の高い配送会社なので、安心して商品を発送できる点は、Shopifyのメリットでしょう。

また、Shopifyの管理画面からは、配送設定や管理を行うことができます。配達状況の確認機能もあるため、顧客からの問い合わせにも対応しやすいでしょう。

【メリット⑧】越境ECの運営ができる機能が備わっている

越境ECとは、海外に向けたEC販売のこと。Shopifyには、越境ECに対応できる機能が多数備わっています。

まずは対応言語と通貨から見ていきましょう。Shopifyは次の言語・通貨に対応しています。

言語
  • 中国語 (簡体字)
  • 中国語 (繁体字)
  • チェコ
  • デンマーク語
  • オランダ語
  • 英語
  • フィンランド語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • ノルウェー語
  • ポーランド語句
  • ポルトガル語 (ブラジル)
  • ポルトガル語 (ポルトガル)
  • スペイン語
  • スウェーデン語
  • タイ語
  • トルコ語
  • ベトナム語

通貨(ストアのロケーションによる)

  • オーストラリアドル (AUD)
  • ユーロ (EUR)
  • 米ドル(USD)
  • カナダドル (CAD)
  • チェココルナ (CZK)
  • クローネ (DKK)
  • 香港ドル (HKD)
  • 日本円 (JPY)
  • ニュージーランドドル (NZD)
  • ルーマニアレウ (RON)
  • シンガポールドル (SGD)
  • スウェーデンクローナ (SEK)
  • スイスフラン (CHF)
  • スターリング・ポンド (GBP)

このような多言語・多通貨対応は、越境ECにとって強みになるでしょう。

また、他にも次のような越境EC向けの機能が、Shopifyには搭載されています。

  • 海外配送可能
  • 関税・税金の計算に対応
  • 豊富な決済方法海外向けSNSとの連携

国や地域ごとの関税や輸入税の計算に対応できる点も、越境ECの運営者にとっては大きなメリットです。また、SNSとの高い連携性を利用すれば、海外に向けて情報を発信し、自社ECへの集客を狙うことも可能です。

ECの海外展開は、売上アップや事業拡大に繋がります。ただし、ターゲットが増える分、対応の種類も増えていきます。この海外に向けた対応に、柔軟に対応できる機能が備わったShopifyは、越境ECにぴったりのシステムだと言えるでしょう。

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Shopifyのデメリット・課題点

Shopifyには、デメリットになり得る点もあります。それが、次の4点です。

  • 【デメリット①】ShopifyでECサイトを立ち上げるだけでは集客できない
  • 【デメリット②】高度なカスタマイズには専門的な知識が必要
  • 【デメリット③】日本語に対応していないアプリが多い
  • 【デメリット④】サポート体制が不十分

各課題について詳しくご説明します。

【デメリット①】ShopifyでECサイトを立ち上げるだけでは集客できない

Shopifyでは、シンプルな手順で簡単にECサイトの構築ができます。
しかし、ECサイトが構築できたからといって、すぐに売上が上がるわけではありません。売上を上げるには、集客が必要です。
Shopifyで立ち上げたECサイトには、大手モールのような集客力はないので、ユーザーは自ら集客施策を実施しなければなりません。

ECサイトの集客施策としては、広告やSNS、ブログ、SEOコンテンツなど複数の方法があります。中でも、特に拡散性の高いSNSの運用は重要でしょう。ECサイトを成功させるには、これらの集客施策を効果的に運用し続けていく必要があります。
Shopifyで集客が自動化されるわけではないので注意しましょう。

【デメリット②】高度なカスタマイズには専門的な知識が必要

Shopifyには、デザインテンプレート(テーマ)が多数用意されており、ユーザーはこれを利用して手軽にECサイトを構築することができます。
このテンプレートについては、簡単な操作で大まかな部分をカスタマイズすることができます。簡易性を重視し、デザインのオリジナリティにそこまでこだわらないという人には、この大まかなカスタマイズでも十分でしょう。
しかし、独自性の高い高度なカスタマイズをしようと思うと、専門知識が必要になります。

Shopifyの高度なデザインカスタマイズで使われるのは、Liquidという独自コード。HTMLやCSSの知識がなければ、これを使いこなすことはできません。
そのため、専門知識がなく、オリジナリティにこだわりたい人の中には、カスタマイズ性の低さから物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

このように、誰でも高度なデザインカスタマイズができるわけではないという点は、Shopifyのデメリットだと言えます。

【デメリット③】日本語に対応していないアプリが多い

前述の通り、Shopifyは多言語に対応しており、対応言語には日本語もラインナップされています。
しかし、Shopifyで提供されるアプリには、日本語に対応していないものが多数。これにより、ECサイトの構築にあたって不便を感じる人もいるでしょう。

そもそもShopifyのアプリは、ECサイトの機能拡張の手段です。ユーザーは、ニーズに応じたアプリをインストールすることで、自社のECサイトの機能を拡張することができます。
でも、必要なアプリが日本語対応していない場合、アプリの操作には手間と時間がかかってしまいます。トラブル時の対応が遅れてしまう可能性もあるため、Shopifyの使用にあたっては英語の知識がある人材を確保しておくのが理想です。

このように、日本語対応していないアプリが多いのは、Shopifyはカナダ発のシステムであり、英語を基本言語としているためです。
とはいえ、ヘルプページの日本語対応は整っているため、基本的な操作については日本語の知識だけで進められるでしょう。

【デメリット④】サポート体制が不十分

Shopifyには、ヘルプセンターとしてFAQページが用意されています。このページは日本語に対応しており、ある程度の質問はここから解決することが可能です。

ヘルプセンターに回答が用意されていない個別の質問に対しては、Shopifyの日本語サポートへメールで問い合わせすることが可能です。しかし、その回答には日数がかかることが多いです。
また、Shopifyユーザーと繋がれるコミュニティフォーラムで問題の解決を図ることも可能ですが、全ての問題をコミュニティ上で解決できるとは限りません。

このことから、Shopifyの利用にあたっては、何かトラブルがあった時に、サポートの力を借りた迅速な対応ができない可能性があります。トラブル時の対応については、自社での対応を念頭に、慎重に事前検討すべきでしょう。

 

Shopifyはこんな人におすすめ!

前述のメリットやデメリットを踏まえると、Shopifyの利用に向いているのは、次のようなニーズを持つ人だと考えられます。

    • 越境ECの運営を考えている方
    • 低コストでECサイトの運営を始めたい方
    • 月商300万円以上を目指したい方
    • 既存のECサイトの運用業務を効率化したい方

詳しく解説していきましょう。

越境ECの運営を考えている方

Shopifyは、海外対応の機能が豊富です。多言語・多通貨に対応するのはもちろん、海外配送や関税・税金の計算も可能であり、決済方法も豊富に用意されています。海外顧客向けのテンプレートも多く、さらにSNSの連携機能を用いれば、日本にいながらにして海外顧客への集客を行うこともできるでしょう。

よって、Shopifyの導入は越境ECを運営したい方におすすめです。今すぐではなくとも、事業の拡大にあたって海外展開を考えている場合にも、Shopifyの充実した海外対応機能は役立つでしょう。
ただし、プランによって海外ドメインや国際価格への対応は異なるため、導入時にはプランごとの対応をよく確認するようにしてください。

低コストでECサイトの運営を始めたい方

とにかく低コストにECサイトの構築・運営を始めたい方にも、Shopifyは向いています。
Shopifyは、リーズナブルな月額料金と低い手数料が魅力。他サービスの利用で負担になることが多い取引手数料も、Shopifyでは無料です(Shopifyペイメント利用の場合)。
ECサイトの構築作業も簡単なので、自社構築の場合と比べて、人件費も大幅に節約することができるでしょう。

低コストで構築・運営できるShopifyは、中小企業のECにも向いています。
コストについては、自社の実績をもとにシミュレーションを行い、具体的に把握するようにしましょう。

月商300万円以上を目指したい方

Shopifyは、本格的なECビジネスを目指す方におすすめのサービスです。構築・運用コストが高くないので、月商数万円・数十万円でも利益は出るかもしれませんが、ショップの成長に十分な利益を出すためには、月商300万円以上を目指すべきでしょう。

売上目標が月商数万円・数十万円程度で、独自性や高機能を必要としないECサイトについては、より小規模向けのEC構築サービスが向いている可能性もあります。
目標によって向いているサービスは異なるので、まずは自社ECの目標を明確に設定すると良いでしょう。

既存のECサイトの運用業務を効率化したい方

Shopifyへの移行は、既に構築・運用しているECサイトの運用業務の効率化に効果的です。Shopifyでは、リアルタイムで在庫や売上などのあらゆる情報を反映し、管理画面から一元的に管理することができます。一部自動化も可能であり、管理者は運用業務の負担を減らすことができるでしょう。

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Shopify・BASE・STORESを比較

Shopifyと比較されることが多いサービスに、BASEとSTORESがあります。これらはどちらもShopifyと同じASPカートシステム。手軽なEC構築サービスを提供しています。

ここでは、Shopify・BASE・STORES、3つのサービスの主要な特徴を比較していきましょう。

ShopifyBASESTORES
初期費用無料無料無料
月額費用33〜399ドル0〜5,980円0〜2,980円
取引手数料(販売手数料)なし3%なし
決済手数料3.25〜4.15%2.9〜4.6%+40円3.6〜5%
商品登録数制限なし制限なし制限なし
HTML/CSS対応×
アプリ数8,000以上80以上
対応言語21ヶ国語英語英語

特に注目しておきたいのは、月額費用や各種手数料。サービスによって、これらの費用は異なります。ECサイトの規模や売上によって適したサービスは変わるので、具体的なシミュレーションのもと、自社にとってコストを抑えやすいサービスを選ぶと良いでしょう。

またShopifyは、他の2サービスに比べアプリよる機能数や対応言語に長けており、越境ECを見据えた高機能なEC運営向きです。一方のBASEとSTORESは、国内に向けた小規模EC向きだと言えるでしょう。

【関連記事】:「BASE・STORES・Shopifyを比較!どっちが売れる?料金や手数料の違いは?」

まとめ

Shopifyは、簡単にECサイトの構築ができるだけでなく、低コストで効率的なEC運用も可能にするサービスです。海外向けの機能も豊富に用意されているため、Shopifyを利用すれば越境ECにも対応しやすいでしょう。
ただし、多くのメリットを有する一方で、Shopifyには課題と言える点もあります。特にサポートについては迅速な対応ができない場合もあるようなので、利用にあたっては、自社でのトラブル対応を検討しておくようにしてください。

ECサイトの規模や売上、業種などによって適したEC構築サービスは異なります。サービスを利用する際には、自社ECに合ったサービス選定を慎重に行うようにしましょう。


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