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EC市場は、世界的に拡大を続けています。特に近年ではコロナ禍の影響が大きく、その国内市場規模はBtoCで約20兆円、BtoBで約372兆円と大きく成長しました。

この流れに伴い、増えてきているのが、ECの構築サービス。ECの構築サービスには複数の種類があり、構築方法やサービスによって特徴が大きく異なります。

そこで今回は、おすすめのECサイト構築サービスの特徴を、構築方法ごとにご紹介します。自社に合ったサービス選定の参考にご活用ください。

※ご紹介するサービスの料金詳細については、各ベンダーにご確認ください。

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ECサイトの各構築方法の特徴

ECサイトの構築方法は、大きく次の5種類に分類することができます。

  • ECモール
  • ASP
  • ECパッケージ
  • オープンソース
  • フルスクラッチ

まずは、各方法の特徴を確認しておきましょう。

ECモール

ひとつのECサイト内に複数のショップが入る、インターネット上のショッピングモールのようなサイトを、ECモールと呼びます。このECモールへ出店するのも、ECサイトの構築方法のひとつです。

ECモールはモール自体の知名度が高く、全体の商品数も多いため、集客力を確保しやすい点がメリット。また、簡単な手続きで出店できる手軽さも魅力です。
ただし、カスタマイズ性が低く、顧客情報をモールから得られない点は、デメリットだと言えるでしょう。

ASP

ASPとは、インターネット上のアプリケーションでECサイト構築を行えるサービスのこと。

このサービスでは、既存のテンプレートを活用して、手間やコストを抑えながらサイトを構築することができます。また、ベンダー側の運用により常にシステムの最新性を保てる点も、大きな特徴です。

ただし、モール型に比べると自由度は高いものの、複雑なカスタマイズには対応できません。

ECパッケージ

ECパッケージとは、ECサイトの構築に必要な機能がひとつになったパッケージソフトを活用してサイト構築を行う方法です。

この方法は、比較的簡単にサイト構築ができ、カスタマイズ性も確保できる点が魅力。大規模ECにも対応できます。
ただし、自社でインフラの準備をしなければならず、定期的な改修も必要であるため、ある程度のコストがかかります。

オープンソース

WordPressのように、一般公開されているソースコードを用いてECを構築する方法を、オープンソースと呼びます。

自由度の高いサイト構築が実現できる点が、オープンソースの魅力です。
ソースコードは無料で利用できますが、その構築には技術とコスト、手間を要するため、リソースの確保は必須でしょう。

フルスクラッチ

既存のテンプレートを使わず、ゼロから自社でサイト構築を行う方法を、フルスクラッチといいます。

この方法はとにかく自由度が高い点がメリットで、独自性の高い設計にも対応可能です。
ただし、サイト構築・維持のためには、かなりのコストがかかります。技術を持った人材や時間も必要でしょう。
そのため、豊富なリソースを持つ大企業向けの構築方法だと言えます。

ECの基本的な構築方法については、「ECサイト構築の手順をわかりやすく解説:進め方のポイントや注意点等も紹介」もご一読ください。

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【ECモール型】ECサイト構築サービス3選を比較

まずは、ECモール型の構築サービスについて見ていきましょう。
ここで挙げるのは、知名度の高い以下の3つのサービスです。

  • 楽天市場
  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング

各サービスについて詳しくご紹介します。

楽天市場

楽天グループ株式会社が運営する楽天市場は、登録ID数1億以上という圧倒的な集客力を誇るECモール。そのインターネット通販のシェアは、28%にも上ります。
楽天ポイントの付与・使用によりお得なショッピングができることがモールの魅力で、この特典は大きな集客要素として機能しています。

幅広い製品を扱う楽天市場では、出店に際して手厚いサポートを受けることが可能です。コンサルサービスも用意されているため、EC出店が初めてだという方も、安心して利用できます。

また、販促ツールも豊富で、メルマガやクーポン機能はもちろん、SNSとの連携も可能。定期購入や頒布会制度にも対応でき、多様な販売方法を実現できます。

【特徴】

  • 高い集客力・シェアを誇る大規模ECモール
  • 出店サポート充実でEC初心者も安心
  • 豊富な販促ツールをラインナップ

【料金】

  • がんばれ!プラン:月額出店料19,500円(税抜)、システム利用料3.0〜7.0%
  • スタンダードプラン:月額出店料50,000円(税抜)、システム利用料2.0〜4.5%
  • メガショッププラン:月額出店料100,000円(税抜)、システム利用料2.0〜4.5%

Amazon

Amazonも、高いシェア率を誇るECモールです。日本のシェアは25%以上、アメリカでのシェアは40%以上にもなるこのモールは、世界中にユーザーがいる点が特徴。海外に向けた販売もできるため、越境ECにも適しています。

楽天市場のような店舗という形ではなく、販売する商品だけを登録していくAmazonでの出店は、手続きが簡単です。シンプルなステップで商品を出品できるので、運用が負担になりません。
フルフィルメントや広告掲載など各種サポートサービスも充実しています。

また、初期費用がなく、月額費用が比較的安価なのも、Amazonに出店するメリット。ただし、販売手数料は高めなので、注意しましょう。

【特徴】

  • 世界的なシェアで越境ECにも対応
  • シンプルな手続きで運用の手間軽減
  • 初期費用なし月額利用料も安いが、販売手数料は高め

【料金】

  • 大口出品:月額出店料4,900円、販売手数料は商品によって異なる(8〜15%が主流)
  • 小口出品:1商品あたり100円、販売手数料は商品によって異なる(8〜15%が主流)

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングはヤフー株式会社が運営する巨大ECモール。ヤフオクやPayPay、ソフトバンク、LINEなどといった外部サービスとの連携により、大きな顧客基盤を抱えるサービスです。

Yahoo!ショッピングは、利用料金の負担が小さく、どんな規模のショップも出店しやすい点が特徴。初期費用や月額利用料、売上ロイヤリティは0円で、ストアポイントやキャンペーン、アフィリエイトパートナー報酬の原資、およびアフィリエイト手数料のみをモールに支払う形になります。

販促機能やマーケティング機能も充実しており、CSVによる商品の一括登録にも対応。管理の手間を削減しながら、EC上で商品の販売から戦略策定まで行えます。
ヘルプデスクのサポートも有り。

【特徴】

  • 外部サービスとの連携による優れた集客力
  • 初期費用や月額利用料、売上ロイヤリティは0円
  • 分析ツールを使った販売戦略の策定まで対応

【料金】

  • 初期費用・月額利用料・売上ロイヤリティ:0円
  • ストアポイント原資負担:1%~15%
  • キャンペーン原資負担:1.5%は必須
  • アフィリエイトパートナー報酬原資:1〜50%
  • アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30%

【ASP型】ECサイト構築サービス14選を比較

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次に、ASP型のECサイト構築サービスをご紹介します。
ここで挙げるのは、以下の14のサービスです。

  • MakeShop
  • メルカート
  • ecforce
  • 楽楽リピート
  • W2 Repeat(リピートPLUS)
  • futureshop
  • shopserve
  • aishipR
  • Shopify
  • カラーミーショップ
  • STORES ネットショップ
  • BASE
  • Square オンラインビジネス
  • おちゃのこネット

各サービスの特徴について、詳しく解説していきましょう。

MakeShop

MakeShopは、顧客満足度98%・法人導入実績11,000社を誇るASP型ECサイト構築サービスです。

MakeShopの特徴は、コストパフォーマンスに優れていること。販売手数料は0円、クレジットカードの決済手数料は3.14%〜と、業界最安水準です。

また、BtoBや定期販売、越境ECなどさまざまな販売方法に対応しており、販促機能も豊富。
専任のアドバイザーによるフルサポートで、効率的なショップ運営を実現できます。

【特徴】

  • 販売手数料0円、業界最安水準のコスパ
  • 多様な販売方法に対応
  • 専任のアドバイザーがショップ運営をフルサポート

【料金】

  • プレミアムプラン:月額料金12,100円、初期費用11,000円、クレジットカード販売手数料:3.19〜3.49%
  • エンタープライズプラン:月額料金60,500円〜、初期費用110,000円、クレジットカード販売手数料:3.14〜3.49%

Makeshopの口コミや評判からわかるメリット・デメリットについては、下記のページでより詳しくまとめています。ぜひご覧ください。

参考:MakeShopの口コミを検証:メリット・デメリット・おすすめの人を解説

メルカート

メルカートは、集客と顧客分析に優れたASP型EC構築サービス。サポートからは、サイト構築だけでなく、マーケティングや集客に関する提案も受けることができます。分析機能やCRM機能も搭載されているため、効率的な集客が可能です。

また、食品からアパレル、サブスクまで、各ジャンルのEC構築・運用に適したサービスパックが用意されており、越境ECやモール出店支援にも対応。優れたUIと豊富なデザインテンプレートで、自社のニーズ・商品に合ったEC構築が叶います。スモールスタートや中小規模のサイト構築にもおすすめで、事業拡大にあたっては同社のパッケージ型への移行も可能です。

【特徴】

  • 分析機能とサポートで効率的な集客を実現
  • ジャンルに適したサービスパック有り
  • 高機能なUIとデザインテンプレート

【料金】

  • 初期費用:190,000円〜
  • 月額費用:50,000円〜

ecforce

ecforceは、ECショップの成功・成長をサポートする構築サービス。導入企業の売上230%アップの実績を持つ、法人向けECプラットフォームです。

このサービスの特徴は、豊富な機能。毎月10〜20もの新機能がリリースされ、常に最先端へと進化し続けるこのシステムでは、優れたカスタマイズ性・拡張性により、自由度の高いサイト制作が可能です。

マーケティング機能も評価が高く、一貫した施策実行が可能。新規顧客・リピーター獲得に力を入れることができます。

【特徴】

  • ECショップの成功・成長をサポート
  • 最先端のシステムで自由なサイト構築が可能
  • ユーザー評価の高いマーケティング機能

【料金】

  • 複数プラン、オプション有り
  • 料金要問い合わせ

楽楽リピート

楽々リピートは、定期・リピート通販に特化したEC構築システムです。CRMに強い機能により、数億〜数十億への売り上げアップを目指すことができます。

このシステムでは、D2Cの定期通販に必要な機能をオールインワンで搭載。個別カスタマイズはできないものの、多様な機能のほとんどを標準機能として使用できるため、コストを抑えながらシステムを運用することができます。

ポイント、クーポン機能はもちろん、アップセル・クロスセル機能も有り。顧客属性に応じたバナーやLPの自動差し替えにも対応し、EC上で効果的な施策を実行できます。

【特徴】

  • 定期・リピート通販に特化した構築システム
  • D2Cに必要なあらゆる機能を標準搭載
  • 集客機能に優れ、顧客属性に応じた施策実行も可能

【料金】

  • ライトプラン:月額料金49,800円、初期費用68,000円
  • スタンダードプラン:月額料金79,800円、初期費用98,000円
  • エキスパートプラン:月額料金98,000円、初期費用240,000円

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W2 Repeat(リピートPLUS)

W2 Repeatは、D2Cのリピート通販向けEC構築プラットフォームです。ステップメールやアップセル・クロスセルなど、リピート通販に特化した1,000を超える標準機能が搭載されており、効果的な定期通販運用をサポートします。

業務効率化にも力を入れたこのシステムでは、工数を90%削減することも可能。受発注の自動化やターゲットリスト管理などの顧客管理・業務効率化機能で担当者の負担を削減し、さらにマーケティング機能で売上向上を実現します。

デザインの自由度の高さもW2 Repeatの魅力。ニーズに合った細かな改修も可能です。

【特徴】

  • リピート通販に特化した1,000以上の標準機能を搭載
  • 業務効率化・売上向上を実現
  • デザインのカスタマイズ性が高い

【料金】

  • スタンダード:月額料金49,800円、初期費用49,800円
  • プロフェッショナル:月額料金79,800円、初期費用79,800円
  • エンタープライズ:要問い合わせ

futureshop

futureshopは、UXやUIに強みを持つECプラットフォーム。制限のない柔軟な設計、ノーコードでのページ作成・変更が可能なので、思いついたその時に、エンジニア以外の運用者でも、ECサイトの運用改善を行うことができます。

また、機能の拡張性や連携性の面も優秀。
動作検証済みの純正機能と連携外部サービスが多数用意されており、安定的で利便性の高いシステム構築を叶えます。

売上や商品パフォーマンス、業界内の位置付けといったリピーター創出のための分析機能、オムニチャネル、店舗受取、ライブコマースといった最新のマーケティング・集客機能など、多様な機能も、futureshopの魅力です。

【特徴】

  • ノーコードで柔軟な設計・運用改善が可能
  • 安定的な機能の拡張・連携を実現
  • 多様な機能で優れたUX・UIを創出

【料金】

  • 小・中規模ショップ:月額料金29,000円〜、初期費用22,000円
  • 大規模ショップ:月額料金158,000円〜、初期費用752,000円
  • サブスク:月額料金37,000円〜、初期費用25,500円

shopserve

shopserveは、D2CのECノウハウが詰め込まれたEC構築サービスです。

安定性とセキュリティを重視したサービスが、shopserveの特徴。高速安定を維持するシステムで顧客の離脱を防ぎ、24時間365日の2段階有人監視で安全な運用を実現します。

また業界トップのAPI数による拡張性の高さもこのシステムの魅力で、越境ECやオムニチャネルにも対応可能。豊富な機能で効率的なサイト運用を促進します。

標準搭載のCRM機能はノーコードで利用でき、マーケティング策定に役立ちます。

【特徴】

  • 高速安定・高セキュリティ
  • 業界トップのAPI数による高い拡張性
  • ノーコードのCRM機能を標準搭載

【料金】

  • 顧客レコード数や商品レコード数、ストレージなどによって異なる

aishipR

ASP型EC構築サービスaishipRでは、「スマホで売れる」をテーマにしたサイト構築が可能です。全てがモバイルファーストに設計されており、顧客のスマホからの流入・購入を促進します。

デザインの自由度は高く、自社の世界観を柔軟に表現することができ、機能追加や外部連携にも対応。
月2回の無料バージョンアップにより最新性を維持できる他、あらゆる決済手段の網羅やアクセス集中時のサーバ自動拡張など、顧客の離脱を抑制する機能も充実しています。

【特徴】

  • スマホからのUI・UXに特化したEC構築サービス
  • 思い通りの世界観を表現できる自由度の高さ
  • 顧客の離脱抑制機能も充実

【料金】

  • 月額料金9,800円〜、初期費用20,000円〜

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Shopify

Shopifyは、世界中で利用されているECプラットフォーム。世界170国以上でショップ開設され、ユーザー数は約6億人と大規模なサービスを展開しています。

決済機能や集客機能など、幅広い機能を有しているShopifyは、海外対応にも特化しているため、越境ECにもおすすめ。グローバルなストア運営が叶います。

また、公式の決済サービスShopifyペイメント利用を利用すれば、手数料を抑えることも可能です。

【特徴】

  • ユーザー数6億人の世界的EC構築サービス
  • グローバル機能充実で越境ECにおすすめ
  • Shopifyペイメント利用で手数料削減

【料金】

  • ベーシック:月額料金33$
  • スタンダード::月額料金92$
  • プレミアム:月額料金399$

Makeshopの口コミや評判からわかるメリット・デメリットについては、下記のページでより詳しくまとめています。ぜひご覧ください。

参考:Shopifyのメリット・デメリットとは?導入におすすめの企業の特徴も紹介

カラーミーショップ

17年間EC構築サービスを提供し続けるカラーミーショップ。トレンドの変化に対応しながらアップデータを重ねてきた「売れるネットショップ」作成サービスです。

このサービスでは、あらゆる業種に対応する柔軟性・カスタマイズ性で理想のショップを作成することが可能。テンプレートも豊富で、さまざまな販売方法にも対応します。

また購入率とリピート率向上のための機能により、売上の最大化や顧客ロイヤリティの向上も目指せます。

【特徴】

  • 理想の「売れるネットショップ」を構築するサービス
  • 多様な業種・販売方法に対応する柔軟性
  • 購入率・リピート率向上のための豊富な機能

【料金】

  • レギュラー:月額料金4,980円、初期費用3,300円
  • ラージ:月額料金9,595円、初期費用3,300円
  • プレミアム:月額料金39,600円、初期費用22,000円

STORES ネットショップ

STORES ネットショップの特徴は、初めての人でも簡単にECサイトの運営を始められること。登録料や初期費用は無料なので、開業にあたってコストはかかりません。運営でかかるのは決済手数料と振込手数料のみ。取引手数料も不要です。

無料のテンプレートをカスタマイズして思い通りのショップデザインを実現可能。HTML・CSSの知識がない人も、直感的な操作でカスタマイズすることができます。

STORESは、その使いやすさから、小規模店を中心に、国内の多くのショップに利用されています。

【特徴】

  • 開業コストなし、取引手数料も不要
  • テンプレートを簡単操作でカスタマイズ
  • 国内の知名度が高い小規模向けサービス

【料金】

  • フリープラン:月額料金0円、決済手数料5%
  • スタンダードプラン:月額料金2,980円、決済手数料3.6%

STORESについて、下記のBASE、前述のShopifyと比較した記事に詳細をまとめております。ぜひ、ご参照ください。

参考:BASE・STORES・Shopifyを比較!どっちが売れる?料金や手数料の違いは?

BASE


BASEは、日本国内の多くのショップに導入されているEC構築プラットフォーム。ネットショップ開設実績5年連続No.1の人気サービスです。

BASEは、初期費用・月額費用ともに無料。かかるのは商品が売れた時の手数料だけなので、リスクなしでショップ運営を始められます。

商品を売れやすくする仕組みも豊富で、BASE負担のクーポン発行もあり。登録した商品はアプリにも掲載されるため、スマホユーザーによる購入も期待できます。

【特徴】

  • 開設実績5年連続No.1の国産サービス
  • 初期費用・月額費用0円で開業リスクなし
  • BASE負担のクーポン発行有り

【料金】

  • スタンダード:月額料金0円、サービス利用料3%〜、決済手数料3.6%〜
  • グロース:月額料金5,980円、決済手数料2.9%〜

Makeshopの口コミや評判からわかるメリット・デメリットについては、下記のページでより詳しくまとめています。ぜひご覧ください。

参考:BASEの評判は悪い?口コミの検証からおすすめの人・運営の注意点を解説

Square オンラインビジネス

Square オンラインビジネスは、使いやすさを重視したECプラットフォーム。POSレジと連携し、実店舗とオンライン販売の両方を一元管理することができます。

また、このシステムで作成するECサイトは、優れたUIが魅力です。モバイル端末からのアクセスを意識した設計で、まるでアプリのような手軽な操作感のサイトを作成することができます。

店舗受取や自店舗からのデリバリーにも対応しており、決済手段も豊富。
実店舗と併用してECサイトを運用したい方におすすめのサービスです。

【特徴】

  • 実店舗とオンライン販売の両方に対応
  • モバイル端末を意識した優れたUI
  • 商品の店舗受取や自店舗デリバリーも可能

【料金】

  • 要問い合わせ

おちゃのこネット

おちゃのこネットは、初心者でも扱いやすいEC構築サービス。
多彩なテンプレートが用意されているので、サイト作成の専門知識がない方でも、スムーズに開業することができます。もちろん、テンプレートを使わない独自デザインも可能です。
基本的な機能は標準搭載。カート離脱フォロー機能も用意されています。

初期費用・月額費用・販売手数料が無料なのも、このサービスの特徴です。スタートアッププランなら、支払いは決済手数料だけ。固定費を抑えられるので、中小規模の企業も負担なく運用できます。

【特徴】

  • 専門知識なしでEC構築が可能
  • カード離脱フォロー機能有り
  • 初期費用・月額費用・販売手数料無料でコスパ良し

【料金】

  • スタートアップ:決済手数料6.6%
  • ベーシック:月額料金3,300円、決済手数料3.5%〜
  • アドバンスド:月額料金11,000円〜、決済手数料3.5%〜

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【ECパッケージ型】ECサイト構築サービス7選を比較

ECパッケージ型の主要なECサイト構築サービスには、次のようなものがあります。

  • ecbeing
  • commerce21
  • EC-ORANGE
  • ebisumart
  • GMOクラウドEC
  • Bカート
  • eltexDC

上記7つのサービスについて、その詳細を見ていきましょう。

ecbeing

ecbeingは、中堅・大手企業向けのEC構築プラットフォーム。使いやすさや満足度の点で高い評価を受けるパッケージで、BtoC向け、 BtoB向け、越境EC向けなど、ECの種類に応じた製品がラインナップされています。

この製品はセミオーダー型で、柔軟なカスタマイズを可能としています。他システムとの連携や独自機能の搭載も可能なので、自社の理想を実現できます。

また、サポート体制が充実しているこの製品には、500名以上の開発部隊、200名以上のマーケティング支援部隊が控えており、サイト構築から運用、マーケティングまでをトータルサポート。課題解決の提案も受けられます。

【特徴】

  • 中堅・大手企業向けのEC構築パッケージ
  • 柔軟なカスタマイズに対応するセミオーダー型
  • 大規模で手厚いサポート体制

【料金】

  • スタートアップ:月額料金50,000円〜、初期費用190,000円〜
  • ミドル:月額料金200,000円〜、初期費用5,000,000円〜

commerce21

commerce21は、大手企業への多くの導入実績を持つECサイト構築パッケージ。外部サービスとの連携やデータ活用による「顧客体験価値の創造」「顧客のロイヤルカスタマー化」を重視する製品です。

専業ベンダーとしての長い実績とノウハウが反映されたこの製品では、売れるECの構築が可能。カスタマイズ性に優れ、独自性の高い要望にも対応できます。

また、アフターサポートも充実しており、高いレベルのセキュリティ機能も有り。安定的なEC運用をサポートします。

【特徴】

  • 大手企業への導入実績多数
  • 高いカスタマイズ性で独自性の高いニーズに対応
  • アフターサポート・セキュリティの充実

【料金】

  • 要問い合わせ

EC-ORANGE

EC-ORANGEは、汎用性の高さが魅力のパッケージ型EC構築サービス。最先端のフレームワークとテクノロジーを活用し、多様なビジネスモデルに柔軟に対応します。あらゆる外部システムとの連携も可能で、トレンドに合わせた拡張が可能です。

また、EC-ORANGEは安全性・安定性も重視。大量アクセス・受注に対応できるインフラ構築や脆弱性を排除した強固なセキュリティにより、システムとそのデータを守ります。

ソースコード開示されているため、オープンソースとして自社で開発を進めることも可能です。

【特徴】

  • 多様なビジネスモデルに対応する汎用性の高さ
  • 安全性・安定性の高いシステム構築
  • 開示されているソースコードを利用した独自開発も可能

【料金】

  • 要問い合わせ

ebisumart

ebisumartは、EC事業の成長を支援するクラウドECパッケージ。

幅広いカスタマイズに対応するebisumartは、自社での開発はもちろん、ベンダー側のエンジニアによる開発にも対応します。
API公開数は1,000以上、年間機能追加数は100以上!あらゆる外部ツールとの連携で、ニーズに合わせて機能を拡張することができます。

また、ISMS取得のセキュリティによる安全性の高さもポイント。
一般的なECサイトの構築だけでなく、リプレイスやモール型出店、越境EC、オムニチャネルなど、幅広いジャンルへの活用が可能です。

【特徴】

  • 自社開発もベンダー側エンジニアによる開発も可能
  • 外部連携・機能追加による拡張性の高さ
  • 幅広いジャンルのEC構築に対応

【料金】

  • 従量課金・固定料金プラン:初期費用3,000,000円〜
  • レベニューシェアプラン:初期費用10,000,000円〜

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GMOクラウドEC

GMOクラウドECは、開発から保守運用までをワンストップで実行できる、中・大規模ECメインのクラウドECパッケージです。
自由度が高く、まるでフルスクラッチのように開発を進められる点が、この製品の魅力。さまざまな業種や事業規模、目的に合ったEC構築を実現できます。

通常、パッケージシステムは自動でのアップデートができずシステムが陳腐化しやすいですが、このシステムは自動アップデートに対応。改修コストをかけず、システムの陳腐化・老朽化を防ぐことができます。

【特徴】

  • 開発から保守運用までをトータルサポート
  • フルスクラッチのような自由度の高さ
  • 自動アップデートでシステムの陳腐化を防ぐ

【料金】

  • 要問い合わせ

Bカート

Bカートは、 BtoBの受発注業務に特化したクラウドECパッケージ。 BtoCシステムでは対応できない複雑な要件に、低コストで対応します。
料金は月額9,800円〜。即日始められる手軽さも大きな特徴です。

このシステムでは、受発注におけるミスや属人化を防止し、業務時間を削減することができます。これにより、受発注業務の効率化が可能です。

また、新規顧客開拓機能も搭載されており、外部システムとの連携性にも長けています。
システムは毎月無料でアップデートされるので、陳腐化する心配もありません。

【特徴】

  • BtoBの受発注業務に特化したパッケージ
  • 低コスト、即日導入可能の手軽さ
  • 業務効率化機能を豊富に搭載

【料金】

  • ライト:月額料金9,800円、初期費用80,000円
  • プラン10:月額料金19,800円、初期費用80,000円
  • プラン30:月額料金29,800円、初期費用80,000円

※その他プラン有り

eltexDC

eltexDCは、EC・受発注・フルフィルメントと、EC通販に必要な業務をトータルカバーするパッケージ製品。
顧客情報を一元管理し、動向を分析して、施策に活用することができます。また、リピート・定期購入を促進する機能が豊富な点も、このシステムの特徴です。

パッケージタイプのeltexDCは、設計の自由度が高く、自社の販売形式に合ったシステム構築が可能です。スキルと経験を有するベンダー側の技術者が、ニーズに合ったカスタマイズを提供します。

また、デザインがユーザビリティに優れているため、業務効率化にも有効です。

【特徴】

  • EC通販に必要な業務をこれひとつでトータルカバー
  • リピート・定期購入に特化した機能が充実
  • 高いユーザビリティで業務効率化推進

【料金】

  • 要問い合わせ

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【オープンソース型】ECサイト構築サービス2選を比較

オープンソース型のECサイト構築サービスとして注目したいのは、次の2つです。

  • EC-CUBE
  • WelCart

それぞれの特徴をご紹介します。

EC-CUBE

EC-CUBEは、無限のカスタマイズ性により独自のEC構築をサポートするオープンソースツール。フロントエンド業務にもバックエンド業務にも対応する独自プラットフォームを作成できます。

基本機能やデザインテンプレートが充実しており、データ活用による効果的なマーケティングも可能。プラグインを利用すれば、機能は無限に拡張できます。

オープンソースはソースコードが無料で使える点が魅力。しかし、セキュリティ面には不安を抱える人が多いです。
そのようなニーズに備え、EC-CUBEではセキュリティサービスを完備。強固なセキュリティでデータを保護します。

【特徴】

  • 無限のカスタマイズ性を誇る自由度の高さ
  • 基本機能やテンプレート、データ活用機能が充実
  • 独自のセキュリティサービス有り

【料金】

  • ソースコードは無料

WelCart

WelCartは、WordPress専用のネットショップ構築プラグインとして、国内シェアNo.1を誇るオープンソース型EC構築サービス。
商品管理や顧客管理、販促機能など基本的な機能は用意されていますが、拡張プラグインの利用でその可能性を自由に広げることができます。テンプレのデザインや機能をStoreから購入すれば、独自性の高いサイトも実現可能です。

操作は比較的簡単で、WordPressにWelCartをダウンロードするだけ。多様な決済機能も標準搭載されており、構築の手間を削減できます。

【特徴】

  • 国内シェアトップのWordPress専用ネットショップ構築プラグイン
  • 独自性の高いサイト構築が可能
  • 高い操作性と標準機能でサイト構築の負担削減

【料金】

  • ソースコードは無料

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まとめ

今回ご紹介したECサイト構築サービスは一例ですが、それぞれのサービスによって「できること」は異なります。また、かかる費用にも大きな差があります。

膨大なサービス中から自社に合ったものを選ぶには、まずECサイトに求める自社のニーズを明確にすることから始めましょう。それをもとに、構築方法、具体的なサービスへと選択肢を絞っていけば、自社にとって理想のECを構築できるサービスが見つかるはずです。

また、サービス契約前には無料トライアルを利用し、実際の操作性を確認することも忘れないようにしましょう。


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