こんにちは。新規事業の開発や既存業務の効率化などに使える補助金・助成金の無料診断 / 申請支援を行う『補助金サポート』を提供しているクラウド軍師運営チームです。
ネットショップ作成サービスは、ECサイト、つまりネットショップを手軽に作成できるサービスです。無料で使えるものも多いことから、このサービスを利用することにより、企業や個人はネットショップ開設のハードルを下げることができます。
では、無料で使えるネットショップ作成サービスにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、無料のネットショップ作成サービスをご紹介するとともに、それを利用するメリットやデメリットについても解説していきます。
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無料ネットショップはどこまで無料?
無料のネットショップ作成サービスの利用にあたって気になるのが、「どこまで無料で使えるのか」という点ではないでしょうか。まずは、この点について解説していきましょう。
かかるのは手数料のみ
無料のネットショップ作成サービスを謳うサービスで多いのは、「初期費用や月額費用が無料」というもの。これらの費用がかからないことで、ネットショップ運営者は、自社ECサイトの開設・運用にかかるコストを削減することができます。
ただし、サービスを完全に無料で使えるのかというと、そうではありません。多くのサービスには、販売手数料や決済手数料などの手数料が設定されており、運営者はショップを運営する中でこの手数料を支払う必要があります。
発生する手数料の種類やその率はサービスによって異なります。サービス利用前には必ず手数料についてよく確認し、実際の手数料はどのくらいになるかシミュレーションを行うようにしましょう。
送料・返品対応で別途費用がかかる場合もある
ネットショップでは、商品を購入した顧客にその商品を配送します。この時の送料は基本的に顧客負担になりますが、場合によってはショップ側が負担することもあります。例えば、送料無料キャンペーンや「 ︎○○円以上で送料無料」サービスの実施など。
また、商品の返品や交換に伴う送料をショップ側が負担することもあるでしょう。
ネットショップの運営においては、このような場合の送料がかかることも把握しておかなければなりません。無料のネットショップ作成サービスを利用したからといって送料が無料になるわけではないので注意しましょう。
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【初期・月額無料】ネットショップ作成サービス8選
ここからは、初期費用・月額費用無料で利用できるネットショップ作成サービスをご紹介します。今回挙げるサービスは次の8つ。
- メルカリShops
- BASE
- STORES
- Yahoo!ショッピング
- Squareオンラインビジネス
- カラーミーショップ
- minne
- Cafe24
各サービスの特徴と手数料についてみていきましょう。
【サービス①】メルカリShops
メルカリShopsは、フリマアプリで有名なメルカリが提供するネットショップ作成サービス。
このサービスでは、メルカリ内にネットショップを開業することができます。メルカリの利用者は毎月2,000万人と非常に多いため、ショップ側が独自に集客施策を実施しなくても商品が売れる点は、メルカリShopsを利用する大きな魅力でしょう。
初期費用や毎月の固定費は無料で、かかるのは商品が売れた時の販売手数料のみ。
ショップ作成は簡単で、最短3分でネットショップを開業することができます。
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 販売手数料(決済手数料含む):10%
【サービス②】BASE
BASEは、始めやすさや使いやすさにこだわる人におすすめのネットショップ作成サービスです。
操作性が高く、直感的な操作が可能なBASEでは、手間をかけずにショップを作成・運用することが可能。開業にあたって、面倒な手続きや審査は必要ありません。
また、機能やデザインのカスタマイズ性にも優れており、簡単に理想のネットショップを作成することができます。
BASEの料金プランは、スタンダードプランとグロースプランの2種。プランによって手数料は異なります。
【スタンダードプラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 決済手数料:3.6%+40円
- サービス利用料:3%
【グロースプラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:5,980円
- 決済手数料:2.9%
- サービス利用料:0%
【サービス③】STORES
STORESも人気の高いネットショップ作成サービスのひとつです。
扱いやすく、コストも抑えやすい点が、このサービスの特徴。フリープランなら月額費用は無料、決済手数料以外の費用はかかりません。またスタンダードプランでは、独自ドメインを無料で利用することができます。
STORESは用意されているデザインテンプレートの数が多く、シンプルな操作でネットショップを開設することが可能ですが、カスタマイズ性は低め。独自性の高いデザインや機能を必要としない、小規模ショップの運用に向いたサービスだと言えるでしょう。
【フリープラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 決済手数料:5%
【スタンダードプラン】
- 初期費用:無料(クレジット支払いで初月無料)
- 月額費用:2,980円(クレジットで年払いの場合)
- 決済手数料:3.6%(Amazon Payは3.9%)
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【サービス④】Yahoo!ショッピング
Yahoo!が運営するYahoo!ショッピングは、多くのユーザーを持つモール型ネットショップ作成サービスです。大手モールならではの集客力は、出店するショップにとってメリットになるでしょう。
このサービスでは、カスタマイズ性はあまり高くないものの、比較的自由にショップを運営することができます。
Yahoo!ショッピングでは、無料でショップを開業することができます。初期費用や毎月の固定費、売上ロイヤリティはかからないので、他の大手モールと比べても運用コストを抑えることが可能です。
ただし、他の手数料制度が設定されているので、事前によく確認しておくようにしてください。
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 決済手数料:3%〜
- ストアポイント原資負担:1〜15%
- ストアポイント原資負担:1.5%必須
- アフィリエイトパートナー報酬原資:1〜50%
- アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30%
【サービス⑤】Squareオンラインビジネス
Squareオンラインビジネスは、アメリカ発のネットショップ作成サービス。小売から飲食店、フィットネスまで、あらゆる業種・業態のネットショップに対応できる豊富な機能が揃っています。デザインのカスタマイズ性も。
ただし、有料プランのみの機能が多い点、日本でサービス開始されてからまだ数年で知名度点には注意しなければなりません。
Squareオンラインビジネスは、決済手数料のみでの利用が可能。その手数料率も他サービスと比較して高くないので、ショップのコスト負担を抑えることができます。
【フリープラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 決済手数料:3.6%〜
【プラスプラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:3,375円
- 決済手数料:3.6%〜
【プレミアムプラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:9,180円
- 決済手数料:3.3%〜
【サービス⑥】カラーミーショップ
カラーミーショップは、サービス提供17年実績を持つサービスです。
このサービスでは、80種以上のテンプレートが用意されており、さらにHTML・CSSでのカスタマイズも可能。さまざまな販売方法に対応する豊富な機能も揃っており、理想のネットショップを構築することができます。
このサービスはサポート体制が充実しているのも魅力。初めてネットショップを開業する方も、メールや電話で手厚いサポートが受けられるので、安心です。
プランは4種で、無料プランも有り。ただし、機能制限には注意が必要です。
【フリープラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 決済手数料:6.6%+30円
【レギュラープラン】
- 初期費用:3,300円
- 月額費用:4,950円
- 決済手数料:4%〜
【ラージプラン】
- 初期費用:3,300円
- 月額費用:9,595円
- 決済手数料:4%〜
【プレミアムプラン】
- 初期費用:22,000円
- 月額費用:39,600円
- 決済手数料:3.14%〜
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【サービス⑦】minne
minneは、ハンドメイド作品専門のネットショップ作成サービス。国内最大のハンドメイドマーケットとして、1,500万点以上の作品を取り扱っています。
このサービスでは、自身の作品はもちろん、作り手の代理としての作品販売にも対応。セレクトショップとしての出店も可能です。
ハンドメイド作品に興味のあるユーザーの集客力が高いので、扱う商材がハンドメイド作品なら、minneの利用を検討すると良いでしょう。
minneは月額費用が無料。ただし、販売手数料は高めです。
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 販売手数料:10.56%
【サービス⑧】Cafe24
Cafe24は、初期費用や月額費用、販売手数料などの各種費用が全て無料のネットショップ作成サービスです。無料でも、提供容量や商品登録数に制限はないので、負担を軽減しながら柔軟なネットショップ開設・運用を行うことができます。
ただし、連携する決済サービスの導入には決済会社との個別契約が必要。決済手数料も別途発生します。
ドラッグ&ドロップで基本操作ができるため、ショップ作成は簡単。越境ECに対応する機能も多数用意されています。
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 販売手数料:無料
※別途決済手数料が発生
無料ネットショップ作成サービスで開業するメリット
無料のネットショップ作成サービスを利用した開業には、次のメリットが期待できます。
- 初期・月額費用が0円でネットショップを開設できる
- リスクを最小限に抑えられる
- 利益率が高い
上記メリットについて詳しくご説明します。
【メリット①】初期・月額費用が0円でネットショップを開設できる
通常、ゼロから自社のネットショップを作成するには、多額の初期費用がかかります。運営にも継続的な費用がかかり、これは運営者の大きな負担になるでしょう。
しかし、無料サービスを利用すれば、基本的に初期費用や月額費用はかかりません。コストをかけずに開業・運用を始められる点は、無料サービスを利用する大きなメリットです。
【メリット②】リスクを最小限に抑えられる
無料サービスでは、商品が売れた場合にだけ手数料が発生する形が多いです。そのため、商品が売れていない場合には、ショップ運営者はサービス提供者側に料金を支払う必要がありません。
初期費用や月額費用も発生しないので、運営者は失敗のリスクを抱えることなく、ネットショップを始められます。
「失敗したらどうしよう」というコスト面での不安が払拭されれば、企業や個人は気軽にネットショップを開業することができるでしょう。
【メリット③】利益率が高い
自社でネットショップを作成した場合、構築・運用には多額の費用がかかります。また、ECモールに出店した場合には、利用料や各種手数料の支払いが発生するほか、激しい価格競争により商品価格を下げざるを得ず、結果として利益率が下がってしまう可能性があります。
しかし、無料のネットショップ作成サービスを利用すれば、初期費用や固定費はなし。中でも販売手数料がないサービスや手数料率が低いサービスを選べば、ショップはより高い利益率を確保することができます。
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無料ネットショップ作成サービスで開業するデメリット
無料のネットショップ作成サービス利用にあたっては、次のデメリットがあることも把握しておかなければなりません。
- 販売・振込手数料が発生する
- 他社との差別化が難しい
- 集客力が弱い
詳しくみていきましょう。
【デメリット①】販売・振込手数料が発生する
ネットショップ作成サービスでは、初期費用や月額費用が無料でも、各種手数料が発生します。例えば、販売手数料や振込手数料、決済手数料など。
サービスによって発生する手数料と手数料率は異なるものの、完全に無料で利用できるわけではないことは、理解しておく必要があります。
利用するサービスを選ぶ際には、どのくらいの手数料がかかるか、サービスごとによく比較するようにしましょう。
【デメリット②】他社との差別化が難しい
無料サービスによるネットショップ作成では、デザインや機能のカスタマイズに制限があることが多いです。そのため、基本的に独自性の高いショップを作成することはできません。
ショップのデザインや機能で他社との差別化を図ることが難しいので、運営者は他の施策でブランディングや集客を行う必要があります。
【デメリット③】集客力が弱い
無料のネットショップ作成サービスは、ECモールに比べ、集客力が弱い傾向にあります。
集客機能を搭載しているサービスも多いですが、それらをうまく運用するには、運営者側のノウハウが必要でしょう。また、施策を実施して集客の結果を出すには時間がかかるため、開業してしばらくは商品が売れず売上が伸びないことも考えられます。
ECモールに比べ、開業してすぐの集客・売上の伸びが見込みにくい点は、無料サービス利用のデメリットです。
無料サービスを利用してネットショップを開設する際の注意点
無料サービスを用いてネットショップを開設する際には、必ず次の3点に注意しましょう。
- 電子商取引に関する法律を守る
- 利益が出たら確定申告が必要
- ショップの規模を大きくしたい場合は有料プランがおすすめ
上記注意点について詳しくご紹介します。
【注意点①】電子商取引に関する法律を守る
ネットショップの運営にあたっては、電子商取引に関する法律を遵守しなければなりません。特定商取引法や不当景品表示法など、電子商取引に関係する法律は複数存在します。
これらの法律では、ネットショップ上に記載すべき情報や広告・キャンペーンのルール、転売の禁止などが定められています。
また、中には取り扱うのに免許が必要な商品や取り扱い自体が禁止されている商品もあります。
法律を遵守し、適切にネットショップを運営するためには、まず電子商取引に関する法律への理解が必要でしょう。
【注意点②】利益が出たら確定申告が必要
ネットショップを運営して、一定の利益を得た場合には、確定申告が必要になります。ここでいう一定の利益の基準は次のとおりです。
- 会社員・フリーター・パートやアルバイトな主婦・・・年間20万円以上
- フリーランス・専業主婦の場合・・・年間48万円以上
売上から経費を差し引いた利益が上記の額を超える場合には、必ず確定申告を行うようにしましょう。
また、確定申告が必要になる程度の利益が見込まれる場合には、青色申告の申請も検討しましょう。青色申告事業者になれば、特別控除を受けることができるためです。
【注意点③】ショップの規模を大きくしたい場合は有料プランがおすすめ
無料サービスには、多くの場合、機能制限が設けられています。そのため、オリジナリティのあるデザインや機能をショップに搭載することは困難です。これにより、ショップ運営において使いにくさや物足りなさを感じる運営者もいるでしょう。
このような場合には、有料サービスに乗り換えることを検討する必要があります。しかし、この手続きには多大な手間とコストが必要です。
よって、オリジナリティのあるデザイン・機能を重視する場合や将来的な大規模運用を検討している場合には、最初から有料プランに加入するのもひとつの方法でしょう。
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その他のおすすめのネットショップ作成サービス
前述のサービス以外にも、ネットショップ作成サービスは多数存在します。ここではその中から、特におすすめのサービスをご紹介します。
今回挙げるのは、次の9つのサービスです。
- MakeShop
- Shopify
- おちゃのこネット
- クラフトカート
- futureshop
- クロスマ
- FC2ショッピングカート
- Ameba Ownd
- ヤフオク!
各サービスの特徴や手数料について確認していきましょう。
MakeShop
MakeShopは、顧客満足度98%を誇るネットショップ作成サービスです。
業界最多651種類の機能で、ショップ開業から運営、集客までをトータルサポート。独自ドメインや常時SSLにも対応します。
このサービスは月額固定制で販売手数料無料なので、たくさん商品が売れたからといって高い手数料を支払う必要はなし。カード手数料も最安水準で、コスパに優れたショップ運営が叶います。
【プレミアムプラン】
- 初期費用:11,000円
- 月額費用:12,100円
- 販売手数料:無料
- 決済手数料:3.19%〜
【エンタープライズプラン】
- 初期費用:110,000円
- 月額費用:60,500円〜
- 販売手数料:無料
- 決済手数料:3.14%〜
Shopify
Shopifyは、世界170ヵ国以上の国々にサービスを展開するネットショップ作成サービス。ユーザー数約6億人の大規模運用で、幅広い業種に活用されています。
Shopifyはカスタマイズ性が高いサービスなので、将来的に事業を拡大したいショップに最適。さまざまな機能で、越境ECにも柔軟に対応します。
【ベーシックプラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:33ドル
- 決済手数料:3.4%〜
【スタンダードプラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:92ドル
- 決済手数料:3.3%〜
【プレミアムプラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:399ドル
- 決済手数料:3.25%〜
おちゃのこネット
おちゃのこネットは、ショッピングカート付きネットショップ作成サービスです。
このサービスでは、汎用性が高くデザイン性にも優れたテンプレートが揃っているので、誰でも簡単にショップを作ることが可能。独自デザインにも対応します。
また、集客・販促機能が豊富で、カート落ち防止対策も他システムとの連携なしに実施することができます。
スタートアッププランなら、初期費用や月額費用は無料。ただし、決済手数料は高めです。
【スタートアッププラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 販売手数料:無料
- 決済手数料:6.6%〜
【ベーシックプラン】
- 初期費用:3,300円〜
- 月額費用:無料
- 販売手数料:無料
- 決済手数料:3.5%〜
【アドバンスドプラン】
- 初期費用:11,000円〜
- 月額費用:無料
- 販売手数料:無料
- 決済手数料:3.5%〜
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クラフトカート
クラフトカートは、定期購入にも対応できるサービスです。
その特徴は、機能性の高い販促機能を搭載していること。セール機能やポイント機能など、販促に役立つ機能が豊富なので、運営者はより戦略的にネットショップを運用できます。
また、ショップ作成から運用まで、操作は簡単。使いやすくカスタマイズ性も高いため、運用に手間はかからず、思い通りのブランディングも実現できます。
- 月額費用:ライトプラン19,800円、スタンダードプラン46,800円、アドバンスドプラン94,800円
※その他連携決済サービスの手数料やオプション料金等有り
futureshop
futureshopは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム。先端技術と人のサポートを充実させることで、柔軟な対応を可能にしています。
このシステムでは、デザインの変更や機能拡張が簡単に行えます。専門技術を持つエンジニア以外の人も改善を行えるので、効率的なショップ運用が可能です。
また、開業から運用まであらゆる課題に対するサポート体制も充実。電話やメールでアドバイザーのサポートを受けたり、無料のコンサルサービスを受けたりすることができます。
料金は、固定プランではなく、本体価格+オプション価格+決済機能料金の組み合わせによって決定されます。
【小・中規模プラン】
- 初期費用:22,000円
- 月額費用:22,000
【大規模プラン】
- 初期費用:752,000円
- 月額費用:152,000円
【サブスクプラン】
- 初期費用:22,000円
- 月額費用:26,000
※上記は基本プランであり、選択オプションによって金額は異なる
クロスマ
クロスマは、複数のECモールの運営を一元化できるショップ作成・運用効率化ツール。これを利用すれば、複数のモールに出店しているショップの商品や売上、受注を一括で管理し、運用の手間を軽減することができます。
面倒なメール送信や出荷依頼も自動化することが可能。新規ショップ作りの代行サービス(有料)も用意されています。
連携モールはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要モール。
複数モールへ出店し、その運用を効率化したい場合には、このツールを検討すると良いでしょう。
- 初期費用:2モール連携0円、3モール連携15,000円、4モール連携30,000円
- 月額費用:14,800円
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FC2ショッピングカート
FC2ショッピングカートは、初期費用・月額費用が無料のサービス。売上手数料も無料なので、運営コストを抑えてリスクを低減させることができます。
また、プロプランとして用意されている有料サービスでは、より多くの機能を利用できます。
このサービスは、デジタルコンテンツのダウンロード販売に対応可能。動画や音楽などのコンテンツを販売したい方におすすめです。
また、定期購入やサブスクでの商品販売も可能です。
【無料プラン】
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
- 売上手数料:無料
【プロプラン1】
- 初期費用:2,500円
- 月額費用:750円
- 売上手数料:無料
【プロプラン2】
- 初期費用:10,000円
- 月額費用:6,600円
- 売上手数料:無料
※その他連携決済サービスの手数料や売上処理料等有り
Ameba Ownd
Ameba Owndは、さまざまなメディアサービスを展開するAmebaが提供するネットショップ開設サービスです。
このサービスでは、おしゃれなショップを手軽に開設することができます。デザインテーマは豊富で、スマホにも完全対応。CMSとしての利用も可能です。
SNSやブログとの連携に長けており、これらを通じて効果的なマーケティングを行うことができる点も、このサービスの魅力。SEOに特化した機能も搭載されています。
プランは2種あり、月額料金無料プランも用意されています。
- 月額費用:ベーシックプラン無料、プレミアムプラン960円
※その他連携決済サービスの手数料等有り
ヤフオク!
ヤフオク!は、Yahoo!が運営するオークションサービス。このサービスでも、ショップを作成し、商品を販売することができます。
商品は利用者数が多いヤフオク!上に出品されるので、大きな集客力を期待することが可能です。オークション形式の出品はもちろん、定額での出品も可能なので、通常のネットショップのように運用することができます。
ただし、商品ページのデザインはカスタマイズできないので、独自のブランディングには対応できません。
利用料は基本的に無料ですが、商品が落札された時には落札システム利用料が発生します。
- 落札システム利用料:落札価格の10%(Yahoo!プレミアム会員は8.8%)
ネットショップ作成サービスを比較する際のポイント
最後に、ネットショップ作成サービスを比較する際に注目したいポイントについて解説します。重要なポイントは次の3つです。
- ①コスト
- ②利用者数の多さ
- ③作成の手軽さ
ネットショップを運営するにあたって、コストは最も重要な要素のひとつです。コストがどれくらいかかるかによって、ショップ開設のハードルや必要な売上は変わります。
サービス選定に当たっては、まず料金体系や手数料率をよく確認し、実際にどれくらいのコストが発生するかシミュレーションしてみるようにしましょう。
また、そのサービスの利用者数の多さも把握しておくべきポイントです。利用者数の多さは集客力に直結します。利用者数が多いサービスであれば、集客力は高く、その分ショップを立ち上げた直後でも商品が顧客の目にとまる可能性は高くなるでしょう。
しかし、利用者数が少ないサービスの場合、運営者は独自に集客施策を実施し、ショップ知名度を上げるところから始めなければなりません。施策の結果が実際に集客や売上に反映されるには、労力と時間が必要になります。
さらに、ネットショップ作成の手軽さにもこだわりましょう。シンプルな操作と簡単な手順でショップ作成ができるサービスを利用すれば、手間なくショップを開設することができます。
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まとめ
ネットショップ作成サービスは、手軽にネットショップを開設したい人に適したサービスです。自社で独自にシステム構築を行うフルスクラッチやオープンソースに比べるとカスタマイズ性は劣るものの、このサービスを用いたネットショップ開設では、コストや手間を大きく削減することができます。また、失敗のリスクが軽減されるため、気軽にショップを開業できる点は、サービスを利用するメリットでしょう。
ただし、発生する手数料やその率、使える機能、デザインなどは、サービスごとに異なります。サービス選定では、コストと機能を比較しながら、総合的に自社のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。
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