マイクロサービスアーキテクチャとは?特徴やメリット・デメリットを解説

この記事を書いたチーム:frontier
マイクロサービスアーキテクチャとは?特徴やメリット・デメリットを解説

マイクロサービスアーキテクチャとは?

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マイクロサービスアーキテクチャは、ソフトウェアアプリケーションを小さな、独立したサービスに分割する設計手法です。これらのサービスはそれぞれが独立して動作し、独自のデータベースやサーバー環境を持つことが多いです。一般的に、これらのマイクロサービスはRESTful API(※)などを介して相互に通信します。 

主な特徴 

  1. 独立性: 各サービスは独立して動作し、他のサービスとは疎結合です。
  2. 単一責任: 一つのサービスが一つのビジネス機能に焦点を当てます。
  3. 分散開発: 異なるチームがそれぞれのマイクロサービスを独立して開発、デプロイ、スケールすることができます。
  4. 柔軟な技術スタック: 各マイクロサービスは、最適な技術スタックで構築できます。
  5. スケーラビリティ: 高負荷がかかる特定のサービスだけを独立してスケールすることができます。

メリット・デメリット

■メリット

  1. 高い生産性: 単一責任と独立性により、チームはより効率的に作業できます。
  2. 容易なスケーリング: 一部のサービスに高負荷がかかっても、そのサービスだけをスケールすれば良いため、リソースを効率よく使用できます。
  3. 耐障害性: 一つのサービスが落ちても、全体のシステムには影響が少ないです。

■デメリット

 1. 複雑性: サービスが増えると、それらの相互作用や依存関係の管理が複雑になることがあります。 

 2. データ一貫性: 各サービスが独自のデータベースを持つ場合、データの一貫性を保つのが難しくなることがあります。 

 3. 運用コスト: サービスの数が多いと、それぞれをデプロイ、監視、スケールするための運用コストが増加します。 

まとめ 

マイクロサービスアーキテクチャは、特に大規模なシステムや、迅速に変化するビジネス要件に適しています。しかし、その採用には慎重な計画と適切な運用スキルが必要です。 

 

(※)RESTful APIは、ウェブサービスの設計において広く採用されているアーキテクチャスタイルです。この設計手法では、データや機能(リソース)に一意なURLが割り当てられ、HTTPメソッドを使用して操作されます。
RESTful APIはステートレスであり、各リクエストは独立しています。これにより、システムは高いスケーラビリティとメンテナンス性を実現しています。多くのウェブアプリケーションやマイクロサービスは、このRESTful APIを基盤としています。
 

 

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