CentOS 5をAWS VM Importを使用してAWS移行(インポート編)

目的

【エンジニア募集中】フルリモート可◎、売上/従業員数9年連続UP、平均残業8時間、有給取得率90%、年休124日以上 etc.  詳細はこちらから>

古いCentoOsをAWS VM Importを使用してAWSに移行します。
CloudEndureを使用した方が、簡単に移行出来ますが
今回はVM Importを使用して移行を実施ます。
この記事では「CentOS 5をAWS VM Importを使用してAWS移行(エクスポート編)」の続きとなっています。

前提

・AWSコンソールが使用可能であること
・AWS CLIが使用可能であること

インポートファイル格納用のS3を作成

AWSコンソールからS3を作成します。
バケット名:test-centos5-vmimport
バケット名以外はデフォルトのままで作成しました。

作成したS3にOVAファイルアップロード

今回はAWSコンソールからアップロードしましたが
ファイルサイズが100Mを超える場合、マルチパートアップロードを
使用した方が早くアップロードが可能です。

AWS VM Importに必要なロールを作成

必要なロールはAWSのサイトに載っています。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vm-import/latest/userguide/vmie_prereqs.html#vmimport-role

①ロールを作成します。

作成ファイル:C:\import\trust-policy.json

 

AWS CLIを使用して作成します。

②ロールのポリシーを作成します。

作成ファイル:C:\import\role-policy.json

 

AWS CLIを使用して作成します。

AWS VM Importを実行

作成ファイル:C:\import\containers.json

S3Bucket: test-centos5-vmimport ※OVAファイルが格納されているバケット
S3Key: centos.ova ※OVAファイルのパス

 

AWS CLIを使用して作成します。

コマンドの実行結果に「ImportTaskId」の項目があるので、これをメモする
“ImportTaskId”: “import-ami-xxxxxxxxxx”,

AWS VM Importの実行進捗を確認

AWS CLIで以下のコマンドで進捗を確認できます。
※「import-ami-xxxxxxxxxx」の部分は上記手順で取得した値に変更してください。

取得結果に「Status」が表示されています。「completed」になるまで待ちます。

ステータス一覧です。
active : インポートタスクは進行中です。
deleting : インポートタスクはキャンセルされています。
deleted : インポートタスクはキャンセルされました。
updating : インポートのステータスを更新しています。
validating : インポートしたイメージを検証中です。
validated : インポートしたイメージが検証されました。
converting : インポートしたイメージを AMI に変換しています。
completed : インポートタスクは完了し、AMI はすぐに使用できます。

AMIの確認

AWSコンソールでImportされたAMIを確認します。

 AMIをEC2として起動

EC2と起動して、元々設定されていたユーザーでログイン出来ればインポート完了です。

以上

【エンジニア募集中】フルリモートも◎(リモート率85.7%)、平均残業8時間、年休124日以上、有給取得率90% etc. 詳細はこちらから>

Smallitのサービス