MySQLのストアドプロシージャを用いたデータ作成

この記事を書いたチーム:frontier
MySQLのストアドプロシージャを用いたデータ作成

はじめに 

ストアドプロシージャは、データベースに対する複数のSQL文を1つのプログラムにまとめたもので、大量のテストデータを作成したい場合などに便利です。この記事では、MySQLのストアドプロシージャを用いたデータ作成の方法について紹介します。 

実行環境 

MySQL 8.0.33 Command Line Client 

作成するデータ 

以下のようなデータを作成したいと思います。 

ストアドプロシージャの作成 

ストアドプロシージャを作成する際の基本的な構文は次の通りです。 

※注意点:ストアドプロシージャ作成の前後でデリミタを変更する必要があります。MySQLでは「;」で実行されてしまうため、そのまま実行するとストアドプロシージャ内の最初の「;」で実行されてしまいエラーとなります。
そのため、ストアドプロシージャ作成前にデリミタを「//」に変更し、作成後は「;」に戻します。(詳細はソースコードを参照)
 

 

ソースコード 

全体のソースコードは次の通りです。 

次のコマンドで実行することができます。 

終わりに 

MySQLのストアドプロシージャを用いたデータ作成の方法について紹介しました。ストアドプロシージャは特にループ処理の必要なデータ作成に有効なので、ぜひ使ってみてください。 

 

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