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ERP超入門ガイド
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ERPとは
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ERPとは、【Enterprise Resource Planning(企業資源計画)】の略で、 企業資源=「ヒト(人)」「モノ(物)」「カネ(金)」「情報」を一元管理し、有効活用すること目指し、それを実現するためのシステムです。
※企業資源の有効活用:①業務効率化;②データ活用化、可視化;③コスト削減化;
ERPの由来
ERPは、「MRP」の考え方を吸収し、企業資源を有効活用するために誕生しました。
具体的な手法は、資材だけの生産管理手法を、企業全体における「ヒト(人)」「モノ(物)」「カネ(金)」「情報」といった資源管理へ展開し、企業の持つ資源を統合的に管理・配分し、業務の効率化や経営の全体最適を目指すと考えています。
※MRP:【Material Requirements Planning(資材所要量計画)】
基幹システムとの違い
基幹システムとは、企業の経営に欠かせない業務を支えるシステムのことです。
ERPと基幹システムとの違いは、「企業資源の有効活用」に基づいたシステムかどうかという点で分けられます。
ERPの主な機能(※基幹)
・生産/調達管理
・在庫管理
・販売管理
・購買管理
・勤怠管理
・人事/労務管理
・給与管理
・財務管理
ERPは、上記のような機能を統合しているため、「統合基幹業務システム」と呼ばれることもあります。
ERPの種類
①ERPには“どこに構築するか”により、クラウド型と、オンプレミス型の2種類と分けています。
・クラウド型(Cloud)
クラウドサーバー上にシステムを構築し、ユーザーがそこにアクセスするERP。
・オンプレミス型(On-Premise)
自社のサーバー上に構築して利用するERP。
※オンプレミスとは、英語では「on-premise」と表記され、この時の「premise」は構内・店内といったような意味を表しています。つまり「on-premise」は直訳すると、「敷地内」という意味になります。
②または、“どのように作るか”により、パッケージ型と、フルスクラッチ型の2種類と分かれています。
・パッケージ型(Package)
必要であろう機能をあらかじめ備えている形のERP
・フルスクラッチ型(Full Scratch)
ゼロからすべてを作る受託開発形のERP
ERPのメリット・デメリット
メリット
・情報の一元管理化、可視化;
・業務の効率化;
・経営の全体最適;
・コスト削減の実現;
・成功企業のベストプラクティスを有効活用できる;
デメリット
・自社に合ったシステム選定の難しさ;
・導入/保守費用が高価であるリスクがある;
・運用されるための社内教育が不可欠;
■キーワード:
①ERP・Enterprise Resource Planning・企業資源計画
②基幹・基幹システム
③企業資源=「ヒト(人)」「モノ(物)」「カネ(金)」「情報」
④一元管理
■参考:
- 『ERPとは?基幹システムとの違いやERPパッケージを解説』
- 2. 『ERPとは何かイマイチわからない人向け【ERP超入門ガイド】』
https://www.oro.com/zac/blog/erp_guideline/
- 3. 『基幹業務とは? システム化によって得られるメリットも解説』
https://www.oro.com/zac/blog/line-of-business/
- 4. 『ERP とは』
https://qiita.com/miyuki_samitani/items/711cbca4713f305b8968
- 5. 『ERP 【Enterprise Resource Planning】』
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