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Windows11でJavaのバージョン管理を楽にする 「Scoop」入門
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目次
はじめに
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WindowsでJavaの実行環境を用意しようとすると、次のような壁にぶつかりがちです。
・Oracle JDK / OpenJDK / Temurin / Corretto など種類が多い
・exe / msi / zip など配布形式がバラバラ
・Javaを複数バージョン入れると JAVA_HOME と PATH の管理が大変
・「今どのJavaが使われているのか」が分からなくなる
特に Java 8 / 11 / 17 を案件ごとに切り替えたい場合、exe での手動インストールはかなり辛い作業になります。
この記事では、Windows11でmacOSのHomebrewのようにパッケージを一括管理する方法として「Scoop」を使ったシンプルで実用的な構成を紹介します。
Scoopとは何か
Scoop は Windows向けのコマンドライン・パッケージマネージャです。
特徴は以下の通りです。
・管理対象はすべて ユーザーディレクトリ配下
・環境変数を汚しにくい
・管理・切り替え・アンインストールがコマンドだけで完結
・Java / Node.js / Git / Maven など開発系ツールと相性が良い
イメージとしては次のような構成になります。
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1 2 3 4 5 6 7 8 |
C:\Users\ユーザー名\ └ scoop ├ apps │ ├ temurin11 │ ├ temurin17 │ └ maven └ shims └ java.exe |
なぜScoopでJavaを管理するのか
exe直インストールの問題点
・C:\Program Files\Java\… に散らばる
・アンインストールしても環境変数が残る
・バージョン切り替えが手動
・どのJavaを使っているか分かりづらい
Scoopを使うメリット
・Javaの追加・削除・切り替えが コマンド1行
・JAVA_HOME を意識しなくてよい
・複数バージョン共存が前提
・チームメンバーにも説明しやすい
Scoopのインストール(Windows11)
前提
・Windows11
・PowerShell(管理者でなくてOK)
インストール手順
以下をpowershellで実行
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1 2 |
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser iwr -useb get.scoop.sh | iex |
インストールされたか確認:
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1 |
scoop --version |
Java用のbucketを追加する
Javaは標準bucketには含まれていないため、java bucketを追加します。
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1 |
scoop bucket add java |
Javaをインストールする
ここではよく使われる Eclipse Temurinを例にします。
利用可能なJava一覧
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1 |
scoop search temurin |
Java 11 と 17 をインストール
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1 2 |
scoop install temurin11 scoop install temurin17 |
確認:
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1 |
java -version |
Javaのバージョンを切り替える
Scoopでは reset コマンドで使用中のバージョンを切り替えます。
Java 11 に切り替える
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1 |
scoop reset temurin11 |
Java 17 に切り替える
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1 |
scoop reset temurin17 |
仕組みとしては、shims が参照先を切り替えています。
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1 2 3 |
java.exe (shim) ├→ temurin11/bin/java.exe └→ temurin17/bin/java.exe |
まとめ
・Windows11でもJavaのバージョン管理はシンプルにできる
・Scoopを使えばHomebrew感覚でJavaを扱える
・exe直インストールから卒業すると環境トラブルが激減する
・Java 8 / 11 / 17 を行き来する現場ほど効果が大きい
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