AWS入門紹介

正式名称

Amazon Web Services (AWS)

提供元

Amazon.com

公式サイト

https://aws.amazon.com/jp/

特徴

世界で最も利用されているパブリッククラウドサービス
⇒サーバー、ストレージ、データベース、ネットワーク、AIなど200以上のサービスを提供

利用者

個人やスタートアップから大企業、公共機関まで幅広く利用する

提供機能

・サーバー構築：物理サーバーを購入せずに仮想サーバーを利用可能
・Webサイト構築：高トラフィックにも対応できる拡張性
・データ保管：Amazon S3などのストレージサービスで安全に保存
・データベース運用：RDSやDynamoDBなど多様な選択肢
・機械学習・AI：Amazon SageMakerなどでモデル開発・運用
・IoTサービス：IoTデバイスの管理やデータ収集基盤を提供

料金体系

・従量課金制：水道や電気のように、利用した分だけ支払う方式。不要になれば停止でき、解約料は不要。
・無料利用枠：新規ユーザーは12か月間、EC2 750時間/月、S3 5GBなどが無料。

種別

サービス名

概要

クラウド種別

コンピューティング
(Compute)

EC2
(Elastic Compute Cloud)

クラウド上で仮想サーバーを提供するサービス。CPUやメモリを自由に選択可能。
AWSの基盤サービスとして最初に学ぶべき重要な要素です。

IaaS

Lambda

サーバーレスで多様な言語のサポートでソースコードを実行できるサービス。
インフラ管理不要。

FaaS/PaaS

ストレージ
(Storage)

S3
(Simple Storage Service)

データをファイルとして保存するオブジェクト型のストレージサービスです。
パフォーマンスが要求低く大量のデータを低コストで保存したい、インターネット経由で訪問するのに適している。画像やドキュメントなどの大量なファイルデータを保管する倉庫とみられる。

IaaS

EBS
(Elastic Block Store)

データをファイルとして保存するEC2専用のブロック型のストレージサービスです。
パフォーマンスが要求最優先で、EC2インスタンスと密接に連携するデータに適している。EC2（サーバー）に内蔵されたSSDやHDDとみられる。

データベース
(Database)

RDS
(Relational Database Service)

MySQLやPostgreSQLなどのリレーショナルデータベースを簡単に利用できるサービスです。
データをテーブルに整理して保存し、SQLを使ってデータを操作します。主に、トランザクション処理や複雑なクエリが必要なアプリケーションに適しています。 

PaaS

DynamoDB

サーバーレスのフルマネージド NoSQL データベースです。
キーバリュー型とドキュメントデータモデルをサポートし、高いスケーラビリティ、耐久性、高速パフォーマンスが特徴です。

ネットワーク
(Network)

VPC
(Virtual Private Cloud)

インターネット上で論理的に分離された自分専用の仮想ネットワーク環境を構築するサービスです。

IaaS

CloudFront

ウェブサイトのコンテンツを世界中に速く届けるためのサービスです。
AWSが提供するCDN（Content Delivery Network）サービスで、世界中のエッジロケーションを利用して静的・動的コンテンツを高速かつ安全に配信する仕組みです。