個人利用でおすすめのオンラインストレージ比較4選

この記事を書いたチーム:frontier

はじめに

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オンラインストレージ(クラウドストレージ、ファイルストレージなどと呼ばれることもある)は、インターネット上にファイルを保存するサービスです。

パソコンやスマートフォンなどの高性能化に伴うデバイス自体の保存領域不足や、リモートワークやテレワークなど職場以外でファイルを更新・参照したいなど、オンラインストレージの需要は年々高まっています。

以下で、オンラインストレージのメリットといわゆる「GAFAM」のサービスを挙げて比較します(Facebookはサービス無し)。なお、WindowsPCを利用している個人向けの観点です。

オンラインストレージの4つのメリット

1.場所を問わずアクセス可能

インターネットにつながる環境であれば、どこからでもアクセスが可能です。

2.共同作業がしやすい

保存場所を知っていれば本人以外でもアクセスが可能です。フォルダやファイルごとに権限が設定できるので、共同で作業を行うのに向いています。

3.管理作業のコスト低減

個人でファイルを管理しようとすると、外部ストレージを準備したりバックアップの方法を決めたりする必要があります。オンラインストレージはサービス側で行ってくれるのでコスト低減が図れます。(一部設定などは行う必要がある)

4.セキュリティ対策がしっかりしている

地震や火事などの災害や、誤操作でファイルを削除してしまった等で手元のファイルにアクセスできなくなっても、オンラインストレージからデータ復元が可能です。

代表的なサービス

 ※2022年9月現在

1.Google – Google One

  • 無料版:15GB
  • 有料版:ベーシック 100GB(250円/月または2,500円/年)
        スタンダード 200GB(380円/月または3,800円/年)
        プレミアム 2TB(1,300円/月または13,000円/年)
  • リンク:https://one.google.com/about?hl=ja

 Google Oneは、Googleのアカウントを所有していれば利用可能です。保存容量は「Google ドライブ」「Gmail」「Google フォト」の3つで共有されています。ファミリーは6人まで利用可。

2.Apple – iCloud

  • 無料版:5GB
  • 有料版:iCloud+ 50GB(130円/月)
        iCloud+ 200GB(400円/月)
        iCloud+ 2TB(1,300円/月)
  • リンク:https://www.icloud.com

Apple IDを所有していれば利用可能です。WindowsPCの場合は、①iCloudにアクセスするか、②Windows用iCloudをダウンロードして利用します。ファミリーは6人まで利用可。

3.Microsoft – OneDrive

※個人用クラウドストレージ

  • 無料版:5GB
  • 有料版:OneDrive Standalone 100GB(229円/月または2,244円/年)
        Microsoft 365 Personal 1TB(1,284円/月または12,984円/年)
        Microsoft 365 Family 6TB(1,850円/月または18,400円/年) ※ユーザーあたり1TB
  • リンク:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage

 Microsoftアカウントを所有していれば利用可能です。

 「Microsoft 365 Personal」「Microsoft 365 Family」は、1TBのオンラインストレージのほかにSkypeとOfficeアプリ(Access、Excel、Outlook、PowerPoint、Publisher、Word)が含まれます。(AccessとPublisherはWindowsPCのみ)ファミリー利用不可。

4.Amazon – Amazon Drive

  • 無料版:5GB
  • 有料版:100GB(250円/月または2,490円/年)
        1TB(1,300円/月または13,800円/年)
        2TB(2,600円/月または27,600円/年)
  • リンク:https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=5262650051

 上記以外に3~10TB、20TB、30TBのプランあり(すべて月次払いはなく年次払いのみ)

 Amazonアカウントを所有していれば利用可能ですが、Amazon Driveは2023年12月31日をもってサービス提供終了になります。2024年1月以降は写真と動画のみ保存できるAmazon Photosに一本化されます。料金体系はAmazon Driveと同じです。

 Amazonプライム会員は、写真用ストレージは容量無制限、動画用ストレージは5GBまで無料です。ファミリーは6人まで利用可。

まとめ

今回、自分のスマートフォンをiPhoneからandroidに変更することになり、データの移行や今後の管理方法について考えるために、オンラインストレージサービスをまとめてみました。

まとめてみて、一番使用する端末のOSのサービスを利用するのが、設定にしても運用にしてもわかりやすいと感じました。iPhoneを使用しているならiCloud、スマートフォンよりPCをよく使用するならOneDrive、といった具合です。

家族で使うならGoogle Oneがオススメです。iCloudはApple製品以外からは使いづらい点、OneDriveはファミリー共有ができない点、Amazon Drive(Amazon Photos)は今後写真と動画しか保存できなくなる点、がそれぞれマイナスポイントです。

あと、Amazonプライム会員ならGoogle One+Amazon Photosがオススメです。容量の大部分を占めるのは写真と動画というケースが多いと思うので、写真容量無制限(動画は5GBまで)で無料のAmazon Photosは利用メリット大です。

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