Visual Studio2022 イミディエイトウィンドウについて

この記事を書いたチーム:frontier

イミディエイトウィンドウとは?

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ASP.NETなどの開発中デバックモードで処理を止めている時に変数の中身を確認したり、関数を実行できたりします。実装前にイミディエイトウィンドウで関数を実行することでエラーが出ないかを確認できるので、便利に開発を進めることができます。

 

イミディエイトウィンドウの準備

ASP.NETの環境が既にある場合には、確認したい変数の次の行にブレークポイントをおいて、デバックモードで実行して、下のタブからイミディエイトウィンドウを選択するだけで準備OKです。

ASP.NETがない場合は、上部のタブのファイルから新規作成
→プロジェクト
→テンプレートの選択でASP.NETアプリケーション(.NET Framework)を選択
→新しいASP.NETアプリケーションを作成するでMVCを選択
→実行
をすると、 ViewControllerなどテンプレートが自動で作成されます。
あとはVisual Studioで作成された.slnファイルを開き、ツールバーをDebugにして ▶ボタンを押せば準備OKです。

 

試してみる

シンプルに現在時刻を取得して、イミディエイトウィンドウでDateTime型からint型に変えたものを確認してみます。以下は新しくプロジェクトをつくった状態でコントローラー以下のようにします。見ての通り、Now変数に現在時刻が入っています。Return View()の行にブレークポイントを設定し、デバックモードで実行します。

イミディエイトウィンドウのタブを開き、nowと入力してEnterを押すと、nowの中身を確認できます。

この状況でnowを使って関数を実行できるので、以下のように入力してEnterを押せば、int型に変えたものを確認できます。事前にイミディエイトウィンドウで関数を実行して、期待結果を見ることで、実装中の不具合を減らすことができます。

 

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