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Amazon linux2にGitLabをインストールする
- #GitLab

はじめに
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GitLabはソースコードのバージョン管理やプロジェクト管理等を行えるオールインワンのDevOpsプラットフォームで、数多くの企業が開発で使用しています。
今回は、そんなGitLabをAmazon Linux 2のEC2にインストールする手順を紹介します。
Amazon Linux は、Amazon Web Services (AWS) が提供する Linux ディストリビューションで、主にAmazon EC2でLinuxベースのアプリケーションを構築する際に使用されます。
インストール手順
GitLabをインストールしたいサーバ(EC2)で、コマンドを実行してGitLabをインストールしていきます。ここでは各コマンドと実行手順を紹介していきます。
①必要パッケージ・証明書をインストール
下記のコマンドを実行する
1 |
sudo yum install -y curl openssl ca-certificates yum-utils git |
上記コマンドはGitLab をインストール・動作させるための準備として必要な基礎的なツール(通信・証明書・Git本体)を一括でインストールします。
②インストール用リポジトリのセットアップ
下記のコマンドを実行する
1 |
curl https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.rpm.sh | sudo bash |
このような出力があれば、リポジトリの設定は完了です
The repository is setup! You can now install packages.
上記コマンドは、GitLabのインストール用リポジトリを Amazon Linux 2に追加しています。GitLabには、無料版であるGitLab CE(Community Edition)と 有料版のGitLab EE(Enterprise Edition)という2つのバージョンが存在します。上記コマンドは、CE をインストールするコマンドです。EEをインストールする場合には、gitlab/gitlab-ceの部分を gitlab/gitlab-ee に変更が必要です。
③GitLab CE をインストール
下記のコマンドを実行する
1 |
sudo EXTERNAL_URL="http://<あなたのアクセス用URL> " yum install -y gitlab-ce |
<あなたのアクセス用URL>の部分は、GitLab に外部からアクセスする際に使用する URL を指定します。
使用できる形式は次のいずれかです:
○EC2のパブリックDNS
(例: http://ec2-xx-xx-xx-xx.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com)
○Elastic IP(例: http://123.45.67.89)
○独自ドメイン(例: https://gitlab.example.com)
上記コマンドも同様に、GitLab CE をインストールするコマンドです。EEをインストールする場合には、gitlab-ceの部分をgitlab-ee に変更が必要です。
最終的にGitLabをhttpsで運用したい場合でも、まず httpでインストールし、後から Let’s Encrypt(自動SSL)や自己署名証明書で HTTPS を有効化するのが一般的です。
このような出力が確認できれば、GitLabのインストールは完了になります。
④初回パスワード確認
rootユーザーの初回ログイン用パスワードが下記のファイルに生成されるので、パスワードを確認してください。※注意:このファイルはセキュリティのため、24時間で自動削除されます
/etc/gitlab/initial_root_password
手順は以上になります。お疲れ様でした!
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