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ブラウザ開発者ツール活用術:NetworkタブでAPI通信を見抜く方法
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初めに
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Webアプリケーションの開発やテストを行う際、API通信の内容を確認することはとても重要です。特にフロントエンドとバックエンドの連携において、正確なデータが送受信されているかをチェックすることで、バグの早期発見や機能改善に繋がります。本記事では、ブラウザの開発者ツール(デベロッパーツール)を活用して、「Network」タブからAPI通信内容を確認する手順を解説します。
1. Networkタブとは?
「Network(ネットワーク)」タブは、ブラウザで発生するすべての通信リクエストをリアルタイムで確認できる機能です。主に以下の情報を確認できます:
- 送信されたHTTPリクエスト(GET、POSTなど)
- 通信先のURL
- リクエストヘッダー・レスポンスヘッダー
- リクエストボディ(送信データ)
- レスポンスデータ
- 通信ステータス(200, 404, 500など)
2.API通信を確認する手順
以下の手順で、API通信を確認できます:
① デベロッパーツールを開く
ブラウザ(例:Google Chrome)で、F12キー、または右クリック →「検証」を選択します。ツールが開いたら「Network」タブを選びましょう。
② ページをリロードする
ツールを開いた状態でページをリロードすると、そのページで発生するすべてのリクエストが表示されます。
③ APIリクエストを選択する
リストの中から、確認したいAPIリクエスト(通常はfetchやXHRのカテゴリ)をクリックします。すると、右側に詳細情報が表示されます。
④ Headers・Payloadをチェック
「Headers」ではURL、メソッド、ステータスなどの情報、「Payload」タブではPOSTリクエストに含まれる送信データ(JSONなど)を確認できます。
⑤ Responseで結果を確認
「Response」タブでは、サーバーから返ってきたデータ(JSON形式など)を確認できます。
3.よくある使い方と注意点
• APIの送信データ確認:フォームから送った内容が正しく送信されているかをチェック。
• レスポンスのデバッグ:サーバーから返されたデータが正しい形式か、不足がないかを確認。
• ステータスコードの確認:失敗時に400番台や500番台のステータスをチェックし、原因を探る。
※ 注意点として、ログイン情報や機密データが含まれている場合もあるため、画面キャプチャなどを行う際は慎重に取り扱いましょう。
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