JUnitの基本アノテーション

はじめに

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JUnitは、Javaのプログラムが正しく動いているかを確認するためのテストツールです。
「テスト」を簡単に書けるようにしてくれるテストフレームワークです。
今回はその中で良く使う基本のアノテーションを紹介します。

@Test

JUnitで最初に覚えるべきは@Testアノテーションです。
これは「ここからテストが始まるよ」とJUnitに教えてあげるものです。

この例では、Calculatorクラスのaddメソッドが正しく動くかをテストしています。
2+24になることを確認しています。
@Testをつけることで、このメソッドがテストだとJUnitが理解します。

@BeforeEach@AfterEach

テストの事前処理が必要だったり、事後処理で何かをクリアしたい場合があります。
そんな時に使うのが@BeforEache@AfterEachです。

@BeforeEachは各テストの前に、@AfterEachは各テストの後に実行されます。
例えば、テストの前にデータベースに接続して、テストの後に接続を切るような使い方ができます。

@ParameterizedTest

@ParameterizedTestを使うと、一つのテストメソッドで複数のケースをテストできます。

この例では、1, 3, 5, -3, 15, そしてIntegerの最大値が奇数かどうかを一度にテストしています。これで、複数のメソッドを書かずにたくさんの数を簡単にテストできます。

@Timeout

@Timeoutを使うと、テストの実行時間に制限を設けることができます。

この例では、テストが100ミリ秒以上かかるとエラーになります。
これで、プログラムが遅すぎないかも確認できます。

最後に

今回紹介した5つのアノテーションは、JUnitの一部です。
これ以外にもたくさんの便利なアノテーションがJUnitには用意されています。
これらを使いこなすことで、より効率的で信頼性の高いテストが書けるようになります。

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