- 開発技術
VB.NETの基本構文
- VB.NET
目次
はじめに
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VB.NETとはMicrosoftが開発したプログラミング言語で、Windowsで動くプログラムを作成することができます。
以前、開発でVB.NETを使用する機会がありました。
書き方などが独特で難しいなと感じた部分が多かったので覚書としてこちらに記載していきたいと思います。
VB.NETのメリット
VB.NETを使用した開発のメリットとしては以下の3つが挙げられると思いました。
1.開発環境の構築が簡単
1つ目は、「開発環境の構築が簡単な」ことです。
Microsoftが開発している開発環境『Visual Studio』を使えば、開発環境が簡単に作れます。手間もあまりかからないのでおすすめです。
2.画面構築の仕方がシンプルなので始めやすい
2つ目は、「画面の作り方がシンプルなので始めやすい」ことです。
VB.NETでは、フォーム(画面)を使ったアプリ開発ができます。
VBでは、「ツールボックス」から部品(テキストボックスやボタンなど)を選んでドラッグ&ドロップするだけで、簡単に画面が作れます。選んで配置するだけなので、画面を作るのがとっても簡単です。初めてアプリ開発に挑戦する方にもおすすめです。
自分自身も開発する前は全く.NETを使用したことがなかったのでどのように作成するのか想像出来てなかったですが、作成の仕方が分かるようになると画面作成自体は簡単かなと感じました。
3.小規模ツールから大規模アプリまでの開発で使える
3つ目は、「小規模ツールから大規模アプリまで作れる」ことです。
画面を作ったアプリ開発もできますが、「処理を自動化するちょっとしたツール」なども作ることが出来ます。小規模でも大規模でも用途に応じて様々なツール・アプリが作れるので、初めて学ぶ方でも始めやすい特徴があります。
様々な基本構文
5種類の構文の基本的な書き方を記載していきたいと思います。
1.変数・定数の定義
有効範囲によって使い分けることが可能です。
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// どこでも使用可能 Public 変数名 As データ型 //変数 Public Const 定数名 As データ型 = 値 //定数 // クラス内だけで使用可能 Private 変数名 As データ型 //変数 Private Const 定数名 As データ型 = 値 //定数 // プロシージャ(戻り値のない関数) Dim 変数名 As データ型 //変数 Dim Const 定数名 As データ型 = 値 //定数 |
2.for文
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//繰り返し処理 For Each 変数名 As データ型 In 配列の入った変数名 処理内容 Next |
3.if文
さらに条件を絞り込むときは、Else If、それ以外の条件のときは、Elseを記述する。
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if 条件 Then 処理内容 ElseIf 条件 Then 処理内容 Else 処理内容 End If |
4.プロシージャ
ボタンをクリックしたときなどの処理などよく使う処理を記述するときに使用する。
コードがすっきりするので見やすくなる。
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// Subプロシージャ Private Sub メソッド名() 処理内容 End Sub |
戻り値のある関数
Subプロシージャと違って、値を返したい処理を記述したいときに使用する。
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// Functionプロシージャ Private Function メソッド名() As データ型 処理内容 End Function |
5.メソッドの引数
メソッドの中の( )に値を入れることで、引数を渡すことが可能。
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メソッド名(ByVal 引数 As データ型) //Boolean型は少し特殊。 //Optional ByValにして初期値を設定する。 メソッド名(ByVal 引数 As データ型, Optional ByVal 引数 As Boolean = 初期値) As Boolean |
まとめ
今回は、VB.NETの入門的な基本構文をまとめてみました。 上記に記述した内容は学んだ内の一部で開発していてよく使った構文です。 まだ経験は浅いですが、分かってくるとjavaなどより楽に作成できるかなと感じました。 大規模アプリなども作成できるほど便利な言語なので、今後使う機会があれば役立てようと思います。
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