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物流とは
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物流とは、「JIS(日本工業規格)Z0111:2006」より、物資(生産物・商品)を供給者(生産者・会社、卸売業者、小売業者)から需要者(消費者・顧客)へ引渡す(空間および時間を克服する)活動と定義している。「流通」の一つ流れである。
簡単に言うと、「物流」=「モノの流れ」である。
物的流通(ぶってきりゅうつう)の略で、英語では【フィジカル ディストリビューション、physical distribution、PD】または【logistics、ロジスティクス】と言う。
※「流通(流通活動)」 = 「物流(物的流通)」 + 「商流(商的流通)」また、生産者から消費者に直接販売される物流活動を「直接流通」、間に業者(卸売業者、小売業者)が入っでいる物流活動を「間接流通」と言われている。
物流の目的は「供給者から需要者へ物資をムダのコストなしで高効率的に届ける」ことです。
物流6大機能
1、保管:
「倉庫」や「物流センター」や「配送センター」等に物資(生産物・商品)を保管する。生産と消費の「時間的ギャップ(隔たり)」を埋め、市場に安定供給する。
2、輸送:
物資(生産物・商品)を供給者から需要者へ輸送すること。
「物流センター」等から複数の「小売店」へ「配送」することも含む。
また「物流センター」等内の移動などは「運搬」と呼ぶ。
生産と消費の「場所的ギャップ(隔たり)」を埋め、モノを送り届ける。
※代表的な輸送手段に、道路運送、水運、鉄道運送、航空運送などがある。
3、荷役:
「倉庫」や「物流センター」や「配送センター」等の内外で荷物を運搬・移動する作業工程である。
4、包装:
主に物流過程で生じる物理的なダメージ(傷・破損)から製品を守るために、物資(生産物・商品)を「包装、梱包」すること。
5、流通加工(物流加工):
「倉庫」や「物流センター」や「配送センター」等で物資(生産物・商品)に加工を施すこと。
6、情報システム:
受注からピッキング、出荷、配送等といった「物流」の流れを「情報システム」で一元管理する。
物流5領域
1、調達物流:
原材料や部品などの不可欠な物資を調達するための自社に入ってくる「物流」。
2、生産物流:
自社内で行われる「物流」のため、「社内物流」とも呼ぶ。
例えば、工場内で生産したモノを倉庫へ移動すること。
3、販売物流:
「倉庫」や「物流センター」や「配送センター」等から業者(卸売業者、小売業者)、消費者などの顧客へ商品を納品する「物流」。
4、回収物流:
顧客から自社へ返品、空容器の回収、廃棄物など戻ってくる「物流」。
5、リサイクル物流:
自治体などが、空き缶、ペットボトル、古紙、新聞紙などのリサイクルしている「物流」。
物流管理
「物流管理」とは、以下の「二つ目的」に「物流」を「管理・改善」すること。
1、物流サービスの提供を確実にする;
2、物流コストを削減する;
上記の二つ目的を達成するために、以下の行動方針を徹底してゆく。
・データで管理する(物流KPI:物流管理指標)
・管理のサイクル(PDCA)を回す (改善してゆく)
・情報システムを導入する(コストを削減する)
※物流管理システム(倉庫管理システム「WMS」や輸配送管理システム「TMS」などを導入する。
キーワード:
①流通・流通活動
②物流・物的流通・モノの流れ
③商流・商的流通・お金の流れ
④物資(生産物・商品)
⑤生産者・業者(卸売業者、小売業者)・消費者(顧客)
⑥供給者・需要者
参考文書:
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